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『マインドフルネス×禅であなたの雑念はすっきり消える』感想文とか

以前Twitterに「感想文を書く」と言っていた本の感想文。 事の発端は、巷に氾濫していた「マ…

六郎
1日前
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『神々の指紋』感想文とか その4

長かった『神々の指紋』の感想文も今回で一旦おしまい。 なんか批判多め、というかケチをつけ…

六郎
2週間前
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『神々の指紋』感想文とか その3

前回に続いて今回も『神々の指紋』についての感想を書いてまいります。 前回は上巻中心だった…

六郎
2週間前
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『神々の指紋』感想文とか その2

前回は概要および読むに至った経緯について書きましたが、今回は感想を書いてまいります。 大…

六郎
2週間前
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『神々の指紋』感想文とか その1

これから数回に渡って、『神々の指紋』について下らない感想文を書いてまいります。 日本では1…

六郎
2週間前
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『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』感想文とか

下らないニュースを探してマジメに書くよりも、本を読んで好き勝手書く方が性に合っているよう…

六郎
1か月前
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『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その2

ちょっと時間が開いたけど、感想文の続き。 本書の紹介については前回ので充分だと思うので、今回は私の下らない感想文でも書いてまいります。 本書で一番言いたい箇所まずこれ。 作者が本書で言いたいことは色々あろうけど、私が思うには、一番言いたい箇所はやっぱ国語の授業でのルシコ先生の箇所でございましょう。 「わたしたちがだれかの考えを、正しかろうが間違っていようが、うのみにし、自分で選択することをやめることは、遅かれ早かれ政治システム全体を崩壊に導く。国全体、世界をもだ」 政治

『スターリンの鼻が落っこちた』感想文とか その1

『かもめのジョナサン』の感想文の中で、「次はロシア文学の感想文を書きます」と言ったな。 …

六郎
2か月前
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疑い、気付き、開き直る『かもめのジョナサン』感想文とか その6

前回は、やれブタ共だのうちの墓は親の代で終わりだの、マジメで上品な私に似つかわしくない、…

六郎
2か月前
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結局のところ思考停止で群れるのが楽である『かもめのジョナサン』感想文とか その5

今回は4章の解説。 この4章がなければ、私は本書を「ラリったヒッピーが書いた与太話」で終…

六郎
2か月前
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実践という説得力『かもめのジョナサン』感想文とか その4

前回は「カルト集団には注意しよう!」みたいなことを書きました。 今回はパート3で、本章は…

六郎
2か月前
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別の「群れ」『かもめのジョナサン』感想文とか その3

前回は人間という「群れ」から抜け出すためには喪失への覚悟が必要とか書いてまいりました。 …

六郎
2か月前
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「群れ」から抜け出すために 『かもめのジョナサン』感想文とか その2

『かもめのジョナサン』感想文、今回は1章について。 前回の導入部分では半ばイチャモンをつ…

六郎
3か月前
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『かもめのジョナサン』感想文とか その1

これから『かもめのジョナサン』についての感想文みたいなものを書いてまいります。 なぜ書こうと思ったのかというと、掃除している最中にたまたま目についたから、というのが一番の理由。 加えて、以前から何度も4章については言及しているので、この際だから全編にわたっての感想文でも書いてみるかと思ったのであります。 本書との馴れ初めというわけで『かもめのジョナサン』なわけですが、本書を初めて知ったのは、もろちんオウム真理教事件のとき。 あの村井秀夫がオウムに入信する際、両親に対し