#日刊よくできました 2

本日の目標・【個人経営のカフェに行って読書】

  今日は昼にリモートで打ち合わせが一件。自分の頑張りが足りないことはわかっているけれど、社会の好きじゃない要素が見え隠れして内心落ち込む。世の中の嫌なところはたくさんあるけれど、それは私が生まれてくるずっと前から培われてきたものだから今更騒いだところで一気には改善しようがないことがほとんどだ。色々と割り切って頑張る方が賢いことなのだろうけれど、笑顔をうまく作れるほど大人になれないまま大人になってしまったし、大人になればなるほど居場所がなくなる業界に身を置いて、最善策が見つからず困惑する。落ち込むよりも、傷ついていることに安堵することがある。まだちゃんと傷つけるなら、私は大丈夫だ、と思う。こんな中途半端なマゾヒストごっこは馬鹿げているけれど、少しだけ傷ついたあとのほうが、街がきれいに見えるのだから仕方がない。何も感じないよりはきっとずっとましなのだ。

 感染症対策をしながらカフェでカレーを食べた。土曜なので少し混雑していた。曜日感覚がないことに反省をしつつ、かなり辛めのカレーを食べる。お腹に持病があって、本当のところ私はカレーやコーヒーなど刺激の多いものは医者から食べてはいけないと言われている。初めてそれを言われた時、ドーナツが好きなだけ食べられない人生なんて生きている意味がない、と言って泣いた。アイスは食べてもいいですよ、と医者に言われて泣き止んだ。実際のところ、刺激の強いものを食べると体調を崩すことはあるものの、薬を飲めばすぐ治るのでまあまあ欲望に従って生きている。もちろん仕事に関わるような時には食べ物は徹底して気をつけるけれど、今日はカレーを食べて身体をちょっといたぶりたい気分だった。

混雑した店内で本を読むのは気が散るし、そもそも密を避けるべきなので、これから同じことをする時は平日の昼間を狙うようにして、土日は家でご飯を食べるのがいいかもしれない。今日はたまたま途中で古書店の周りに個人が何グループか集ってできた古本市のようなところに遭遇して、そこで編集者さんが有志で編集した「嘘」にまつわるエッセイを集めた同人誌を購入した。夕方までそれを読んで過ごした。読書という行為自体がもう、脳の作り的にとても苦手なので、読んだ量としては一般的には少ないけれど、実行しただけよかったということにして自分を許そうと思う。読書ができないのに誰かに何かを読んでもらおうだなんておこがましいよなあ。でもジョブズも本が読めなかったというし、色々仕方ないのだ。そして、家から持ってきた本も読みきれず、古本市で買った同人誌も読みきれないまま本屋に行ってもう一冊本を買った。本はオブジェじゃないんだぞ。

夕方以降はなんだかとても眠くてかなり眠った。なんとなくテレビをつけてドラマを見てみた。夕飯はコンビニの一番安いチョコのアイスでした。まあ、何かしようと思っただけ少しはましです。よくできました。


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