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3月まとめ+最近の日記

更新頻度がまばらになっておりすみません。元気にやっています。もうかなりあきらかになってしまっていることですが、定期購読マガジンを始めてはみたものの私自身の忙しさと精神的なものとがまったく一定ではなく、更新ができる時とできない時の差が激しくなってしまうので今回からかならず1記事ごとの購入もできるようにすることにいたしました。(ご好意で定期購読を継続いただいているみなさま、いつもたいへん不定期ですみません。今後も私の調子によってもとを取れない月も出てきてしまうと思いますので、定期購読をはずして1記事ごとの購入にされても大丈夫です。いつも暖かいめで見守っていただきほんとうにありがとうございます。)

わたしの気持ちが一定ではないのはほんとうに様々な要因があるとは思いますが、簡単に自己分析すると、なにか熱を込めた記事を書いた後などにはしばらく何もかけない気持ちになること・なにか発表まであたためていることがある際にはそのねたばれをしたくないがためになにも日記的なことを書けなくなること・単純にコンスタントに書き仕事をいただいている際には横道にそれる余裕がなくなること・AV女優戸田真琴という立場では書きにくいことに思考を使っていることもあること。そういったことが複合的に重なって、日記がまるでかけないという状態に陥ります。(今月は、ミスiDの審査員をつとめたこともありあまり余計なことを書くとエントリー中のみなさんの気持ちを振り回す危険があるのでは、という懸念もあって特に黙していることを心がけていました。)

しかしここは有料マガジン。読んでくれている皆さんのことをあらためて信用して、追記にて最近のお話を少し最後に書きたいと思います。

その前に最近のお仕事について改めて紹介させてください。

●Fika 連載「戸田真琴と性を考える」

女性が歳を重ねて性対象として見られなくなっていくことに対して今までで最も深くまで書いたという意識があるコラムです。楽しいばかりの話題ではありませんが、どうか少しでも興味がある人は読んでみてください。これを書くうえで、本当にこのことを書くべきなのか、現役女優という立場から正しい行動なのかどうか何度も自問自答しました。それでも、ほんとうは誰の味方をしたいのか、誰に対して、絶対大丈夫だというために生きているのか、そういうことをとっくに感づいているので、書かずにはおれなかったのだと思います。これは、女の子に対してとか、男の子に対してとか、そういう区別のほんとうはない話です。君が、君以外から向けられる視線から、自由になる瞬間を祈って。

(これに対して「なぜわたしの作品で抜けなくなったのか」をご丁寧に書いて送ってくださる方もいらっしゃったのですが、私の演技や作品への向き合い方の話はここではしているつもりはないです。年齢を重ねることや性的対象への慣れのような、誰にでもかかわる話としてのみ話しているので、私個人に対する「こうすれば抜けるようになる」というアドバイスはとても余計なお世話です。ほんとうに何も伝わっていないのだなと思いました。)

●TV Bros.「肯定のフィロソフィー」

ファンの方からいただいたお手紙やプレゼントを開封していたら、すこしびっくり、そしてとてもうれしいものに出会ったので、そのことを書いています。事実は小説よりもいつも奇なり。


●Podcast「戸田真琴と飯田エリカの保健室」

地道に週1更新で30回を超えました!AV女優の戸田真琴と少女写真家の飯田エリカさんでお送りする「大人の保健室」をテーマにしたゆるゆるラジオ。最新回は、いただいた投書にお返事していく回です。ZOCの藍染カレンちゃん最高だよねという話から、少女コミックってなんかエロかったよね…という話、BL漫画家さんからのお悩みにお答えしたりとバラエティ豊かな回です。通勤通学のおともにぜひ。


ここからはこれから発売予定のものたちです。

●「つくづく 別冊① 特集=友だちと互助会」

インディーズ雑誌「つくづく」さんにて、飯田エリカさんとともに「戸田真琴と飯田エリカの保健室」についてインタビューに答えました。ふたりの関係ってなんなんだろう?というところから、Podcastを開始するまでの話まで。お互いの写真を写ルンですで撮りあいしたのですが、ふだんは撮る側の飯田さんのとてもかわいい笑顔や、私が飯田さんに撮られている時にみている景色(写真を撮っている時の飯田さん)の写真もみられます。公式インスタグラムもぜひチェックしてみてください。


●bundle 『わたしが部屋にいるときは』

こちらもインディーズ編集ユニットbundleさんにお誘いいただき、飯田エリカさんとともに交換日記をしてみました。数日ぶんの交換日記が収録されています。夜中、誰かに宛てて書く文章は、不特定多数に向ける文章ともふたりで話しているときのPodcastの声ともまるで違う、夜中の交換日記専用の声色があるような気がします。そのほかの執筆者のみなさんも豪華なので、ぜひチェックしてみて欲しいです。

●2021/4/12(月) Live「月で逢いましょう」

音楽レーベルMilky Pop Generationが主宰するアコースティックライブ「月で逢いましょう」に出演します。

約1年ぶりのライブ出演で、Piano&Chorusの平方元さんと一緒に出演させていただきます。私は音楽家ではないし、歌を人前で歌うのも皆さんの前にこうして立っている時のあいだのみだと完全に割り切っていますが、(音楽は、音楽の神様に選ばれているひとがするべきだと思っていて、私を選んだのはまた別の神様なのだとくっきりとした自負を持っているからです。好きとか、嫌いとかは、関係がない世界でのことです。)そのぶん意味と思いを込めて、心を込めて選曲させたいただきました。気持ちのことを、聞き取りにきてほしいです。コロナ渦につき会場に入れるチケットは抽選でもう締め切ってしまっていますが、当日配信がありますのでぜひそちらでご覧いただきたいです。

愛を込めて。

このほかにもいくつかwebへの寄稿、4月5日発売のキネマ旬報にも映画レビューを寄せています。そしてなにより4月11日に配信で開催予定のミスiD2021卒業式。審査員として出席しますのでお時間ある方はぜひご覧になってください。精一杯の愛をもって最終審査に挑みました。人の愛し方をどんどん知っていくような、そういう場所だと思いました。

それでは最近のことをすこし書いておわりにします。


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