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2020.2.28

ぜんぜんマシなことが言えない期にいるので有料にするような内容ではありません、落ち込みたくない方は注意してください

片付け途中の部屋の中で2月が終わるのを思い出す。相変わらずエントロピーの増大を止められない部屋はドレッサー・PCデスク・クローゼットをそれぞれ中心にして放射状にモノを放っている。花とか、花火とかは広がっていつか消えて無くなるのにどうしてこのモノたちはずっと広がり続けているんだろう。読んでいない本や買ったまま着ていない服に消えられても困るけれど、みんなもしかしてこれらを仕舞う時間まで生活リズムの中に組み込んでいるのだろうか。普通に生きるってなんだろう、と毎日考えては一日が終わる。この日記が面白くなる保証がない。でも面白くする必要もべつにないのが本当は人生だ。いいことがあるとそれを失う時のことを考えて怖くなってしまうから、いいことも悪いことも両方べつにないほうがいい、と近頃は思う。そろそろ本当にわたしが身を以てこの世というものにやれることが、たいしてなくなってきていると感じる。新しい名前を欲しがる、それは、いつも名前というものに絡みつく記録と記憶が重たくなってしまうから。人生を細切れにして、編集するしかない、久しぶりに8mmカメラを買った。もっとも簡易的な形で、ほんとうに押すだけで撮れるし、映らない時はたいしてなにも映らない。すこしでも後悔の残るものはなにもこの世に残したくない、などという我がままで、たくさんの人の期待を裏切っていることを知っている。もしも好きだなとおもったキャラクターが人気投票で1位だったら好きでいるのをやめるような性格だとずっと言っているけれど、それは人によっては「普通じゃない自分を演出したいんだね」というふうに捉えられる。わたしは普通じゃなくなりたいと思ったことは本当にない。ただ、世界のバランスのようなものをとることが心よりもずっと優先順位が高い、そういう尺度で生きているだけなのだった。

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