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#日刊よくできました 26

レシートの整理…はまだいいか、原稿…の前にサイン、だけどちょっと気分が落ちているからチョコを買いに行って食べるのが目標

昨晩は遅くまで確定申告のためのレシートの整理をしていた。ここ最近は眠る前にベッドで本を読むようにしていたのだけれど、深夜2時をすぎた頃からがくっと急に襲ってきた睡魔に負けて溶けるように眠った。ホルモンバランス的にも一月で最も眠くなるのがここ1週間くらいで、さらには最もお腹がすくのも最も顔がかわいくならないのも今なので、正直かなり、生きているだけで偉い状況である。朝もたまに起きて水を飲んだりサプリメントを飲んだりしてはまた眠り、眠りに眠っているうちにおなかのあたりに猫がきていて撫でながら一緒に眠り、なんだかんだで昼過ぎまで寝てしまった。今週でゆっくりできる日は今日だけだったので、自分に対してもそこまで卑屈にならずに済んだのが幸いだった。

もぞもぞと起きては玄米フレークとフルーツグラノーラを1:1で混ぜたものに牛乳を注いで食べ、(オートミールを切らしたので明日買いに行かなければいけない)昨日の夜にむしゃくしゃして買ったあまおうを食べた。自分のグッズ用の写真のセレクトをしたり通販用画像を作ったりしながら音楽やラジオを聴いたりしていたらすぐに夕方が来る。いつでも、思っているよりも時間がかかる。仕事でも家事でも買い物でも、すべてのことがそうだった。私はこれからいつか社会に出たとしてちゃんと役にたつことができるのだろうか、という不安が襲ってくる。というか、ほんとうにいつまでもAV女優として人にお金を使ってもらえるわけではないのだということはもうずっとひしひしと肌で感じ続けている。女として見られなくなるということについて、最近はずっと考えている。ずっと、女として見られることを恐れながら、見られなくなることも同時に恐れ続けるような、そんな感覚でいたように思う。それでも晒している限りは、もう誰もうんともすんとも言わなくなる時がいつか、いつかくるということなのだと思う。それが良いことなのか悪いことなのかずっとわからなく、ただその先の生き方を探さなければいけないな、という漠然とした不安だけがある。やっぱりそろそろ就職活動でもしようかな。と言ってみては友達に無理でしょ、と笑われる。本当に無理だと思う。ADHDで会社で働くのがつらいという相談を受ける。AV女優でも大変なのに会社組織のなかを生きるのはさぞかし苦しいことも多いと思う。私たちどうやって生きていこうねえ。もうずっと、困りながら生きている人のことはみんな友達のような想いで見ている。どうやって生きていこうかな、と考えるふりをしながら電車に乗って、デパ地下に行き、うまくやれなかったバレンタインデーの慰めに美味しそうなチョコレートをいくつも買う。いろんなお店で気になったのを一つずつ、いくつも、いくつも買う。趣旨から逸れるけれどイチゴのショートケーキも買う。いちごばっかり食べている日だったな。未来のことはわからないけれど、チョコレートとケーキを食べてすこし気分がましになったら、ファンの方々が買ってくれたチェキに一枚一枚サインを書いていく。好きだな、と思ってもらえることの尊さにすこしだけ慰められるような気持ちになる。ちょっとつらい気持ちの日には中村佳穂さんの音楽を聴く。私はもっと心を詳細に文字起こしできるようにならなければいけない、それは何でごはんを食べて生きていくとかそういう話とは結局無縁の、どうして生きるのか、という根源的な問いの答えに一番近い行為だからだと思う。

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