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常滑でアーティストインレジデンス をやりたい

ずっと温めていた想いを開示してみることにしました。
ここ5年くらいずっと、常滑でアーティストインレジデンスをやりたいと思っています。

愛知県常滑市では、1985年から2011年まで『とこなめ国際やきものホームステイ』 the International Workshop of Ceramic Art in Tokoname(IWCAT)という焼きもののアーティストインレジデンス (アーティストの滞在制作を支援する活動)のプロジェクトを行っており、たくさんの海外のアーティストが常滑を訪れ、地域の方々と交流しながら、多様な作品を制作していました。

(写真はIWCATでアーティストが制作し、街に遺したものの一部)

IWCATで繋がったアーティストとの交流は今も生き続け、地域のアーティストの活動の幅を広げたり、子どもたちの国際理解教育を推し進める大きな力になっていると聞きます。
私はこの活動を知ったとき、国内におけるアーティストインレジデンスの先駆けとして、地域に暮らす人々の力でこれほど影響力の大きいプロジェクトを長年に渡って行っていたことに驚きました。
残念ながらIWCATは現在活動を停止しており、私は常滑と世界のアーティストとの繋がりが希薄になっていくことを、心から「もったいない」と思いました。

自身の海外生活や留学、海外勤務の経験から、私は「交流の力」を強く信じており、そのために現在国際文化交流に関わる団体で勤務しています。
IWCATの経緯を関係者の皆さんからヒアリングする中で、今の時代に適した形で、アーティストインレジデンスを常滑に復活させることができないかと考え始めました。

コロナによる人の交流の制限は、私たちの生活に大きな影響を及ぼし、さまざまなものがオンライン化している時代ではありますが、地域に滞在し、地域の空気を吸い、そこに住む人たちの体温を感じながら表現活動を行うことは、新しい価値を生み出すアーティストの方々の糧になる、意味のあることだとと思っています。
また、バックグラウンドの異なるアーティストが街に滞在し、表現活動を行う姿を横で感じることは、地域にとっても大きな刺激になると思います。
まさに国際芸術祭あいち2022の会場に常滑が選ばれ、地域がアートに包まれている今、ここから今の時代に合った形でアーティストインレジデンスを常滑で復活できたらと思い、声を上げてみることにしました。

とはいえ、まだ何もできておらず、これから動き出したいと思っているところです(汗)
興味がある方はぜひDMにてご連絡ください!

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