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魚をたべて変わったこと

山から海へ

生活の拠点を変えるとまず変わるのは水だと思う。山での暮らしは基本的に献献と流れる湧水や清水を飲んでいた。

昔の人は、水が変わると子を授かるだとかよく言ったものだ。多分あると思う。僕は相手がないからそれはないが。

肉や魚の保存文化に長けた奥山の暮らしは、タンパク質をナマモノから補充することは現在少ないし、わりと多めの塩と、楽さゆえ肉食に偏る。知り合いの山の猟師は獲物を狩ったときくらいはその肝臓を生のまま食べたりもしていたが。それも昔だ。

海辺の暮らしに変わり、水はもちろん、食事も大きく変化することになって、実は3年目までは体調は著しくよくなかった。ずっと下痢だったんだよ。

ナマモノを食べるというのがまず。

塩分の摂取量がへり、新鮮な魚を生食することが増えたが、少し工夫をするようになり生食を半分くらいまで減らすようになってから、すこぶる体調が良くなってきた。

身体の好転反応を終え、疲れも溜まらず、胃腸の具合もよい。

少し時間はかかるが、本来日本人は島国で、海の民であろうから、古代の食文化を簡単に参考にすると、きっと、よく眠れ、よく運動することができるのではないかと思う。引き続き、今の暮らしを続け、見つめていきたいと思う。

山に暮らしていた時、塩分過多の食材を食べていたということに気がついていなかった。お刺身を食べる時に使うお醤油が10mlくらいとしたら、塩2g弱。多いとみるか、案外少ないとみるか、食の満足度と、体調の満足度で考えてみたい。

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