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自閉スペクトラム症の子育て、何が正解なのか?②診断されるまで

長男は2004年に普通出産で特に大きなトラブルなく生まれました。退院直前に黄疸が強く出て光線療法を受けたくらいで、他はいろいろ順調でした。

母である私が元々体調を崩しやすい体質であったので、入退院を繰り返すことになるのですが、それがのちに長男への愛情不足だと言われることも多々ありました。
赤ちゃんのころから、ちょくちょくおや?と思うようなことがあっても最初は周りも考えすぎだと言っていました。離乳食は甘いリンゴ系の味などとても嫌がり、お茶ばかり、いたずらしないしお利口さんだと言われることも多く、同じ年の子供を持ったママたちと悩みが違うなぁと感じていました。
あるとき積み木のおもちゃを与えられて、長男は積み木よりも丸い蓋を器用に回して遊ぶようになりました。
とにかくいたずらをしないことが私には不思議で仕方なかったです。
保育園ではみんなが一緒に遊んでいでも1人で好きなことをするタイプで、何か困ったことがあっても周りのお友達たちに助けてもらえる得な人でした。
ただ夜中決まった時間にとんでもない夜泣きをしている時期があって、理由探しをしてしまう時がありました。ママの愛情不足と言われることも多々ありあの時はとても辛かったなあ。

健診では不安に思う私にお医者さんは考えすぎだと言いました。はっきりとした自閉スペクトラム症の特徴が見られなかったからかもしれません。
幼稚園、小学1年と成長し、
参観日でさっぱり授業に参加できていない長男の様子を見て、2年になる前のタイミングでどうしても気になり、担任の先生からはこれは個性だと言われていましたが、この先本人がしなくて良い辛い経験をするのは避けたいと思い再度病院へ。すんなりと広汎性発達障害と診断され、やっぱりそうだったんだ!と納得しました。

そこで2年生から普通の学校の支援学級に変えてもらいました。
この時診断していただいたお医者さんに今もお世話になっています。

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