おうちごはんの美味しさを教えてくれた子供たち
新学期が始まった。
新しい時間割やバイトの時間など把握するのが大変な母。
春休み中は家事の半分くらいを子供たちが担ってくれていたので、
こんなに大変だったっけ?
と昨日久しぶりに100%一人でやって、改めて気づいた。
主婦は忙しい・・・
でも、なんだか気分が上がって、夕飯は
「おいしくな〜れ」
と心を込めて作った。
やはり気持ちがこもったご飯は美味しい。
もともと私は作るより食べることのほうが好きだった。
そして、外で食べるご飯は楽しかった。
でも3年前コロナ禍で急に外出ができなくなって
半ば強制でおうちごはんの毎日。
少し休みたい・・・と思っても、怖くて外に食べに行くことはできなかった。
ほぼ学校に行かなくなった子供たちが、気分転換に・・と時々ご飯を作ってくれるようになった。初めはおかず一品から始まった。慣れない手つきでどんなものができるんだろうと思ったけれど、やってくれるだけで嬉しかったから何も言わずに全部任せた。
もともと食べることが好きな子供たちは、工作する感覚で料理に挑み
美味しく出来上がると、どんどんはまっていった。
キャリアはないので、クックパッドやクラシルなどネットで食べたいレシピを探し
冷蔵庫の中のもので作っていく。
包丁の切り方から、複数の料理の手順、いかにむだな洗い物を出さないようにするかなどなど、すっかり主婦顔負けの腕前になっていった。
上の子はさらにスイーツまでプロ級になる成長ぶり。
まさかの展開!!
私にとって嬉しいサプライズだった。
休みたい時に代わりを頼める安心感もあったけれど、それよりなによりおうちで作ったご飯が一番おいしいという発見。
プロの料理人が作るものとはかけ離れていても、どこかほっとする味なのだ。
今となっては、外食しても
やっぱり家で作ったご飯の方がおいしいな・・・と思ってしまう自分がいる。
人間の体は食べたもので作られている
という当たり前のことについて改めて考えさせられたし、食べるもの食べることについて考え方も変わった。
こんな大きな気づきを教えてくれた子供たちに感謝!!
これからも新しいメニューにどんどん挑戦して、食べることを楽しみたい。
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