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公務員こそ副業をするべき3つの理由
この記事では、僕が経験してきたことを元に
「公務員こそ副業すべき3つの理由」
についてお話しします。特に今、公務員として働いているけれども、副業に興味がある若手の方々に向けて書いています。
公務員の仕事は安定していると言われていますが、その一方で副業禁止の法律や低い給料など、現代のニーズに合っていない部分もあります。
今回は、そんな公務員が副業をするべき理由を3つに絞ってご紹介します。
そもそもを禁止する法律が時代遅れ
国家公務員法第103条の背景
そもそも、公務員が副業をしてはいけないと定めた法律は、国家公務員法第103条です。この法律は1947年に制定されました。その当時はインターネットも携帯電話もなく、現在とはまったく異なる環境でした。
昔の副業と現在の副業の違い
1947年当時の副業は、例えば店舗を構えて物を売るとか、農業をするなど、大規模なものが多く、本業に支障をきたす可能性が高かった。
だから、副業をすると本業に支障をきたすとして、禁止をする。と言うのは理にかなっていたわけですよね。
しかし、現在はインターネットを使ったブログ執筆やオンラインでの仕事など、時間や場所に縛られない副業が主流です。
本当に30分くらいあればブログだって書けるし、動画の一本くらい作れる。
これが本当に本業に支障をきたすかというときたすわけがないですね。むしろ家に帰って、ダラダラ映画を見たり、酒を飲んだりするよりよっぽど生産的で、職員のスキルアップにつながります。
実際僕も副業ばっかりしてました。ブログ書いたり、プログラミングをしたり、、など。
あの時、「法律でダメと言っているから」というので諦めていたら、今みたいなキャリアは絶対に描けなかったと思います。
このまま行くと貧乏になる
公務員の給料の現状
公務員の給料は、民間企業と比べると低いことが多いです。
特に若手公務員にとって、給料の上昇幅が非常に小さい。
定年退職するまでの給与テーブルがガチガチに組まれてしまっていて、何十年も先の天井が決まってしまっているわけですよね。
これだと当然、「給料以上の働きをしない人」要するに、頑張らない人がたくさん出てくるのは当たり前です。
頑張っても、報われないってわかってますから。
頑張らない同僚との格差
実際僕が入都した一年目でも、頑張らない人はたくさんいました。
頑張らない人、ミスを押し付ける人
特に40代から50代に多かったイメージです。
彼らの仕事のしわ寄せが若手に来ることがよくあります。これで給料が低いままでは、やる気が起きないのも当然です。
そして、自分もどんどん頑張らなくなっていった。このままだと次に来る後輩たちに迷惑をかけるな、と思いましたね。
インフレによる生活費の増加
インフレが進んでいる現代、給料が上がらないままでは、生活費がどんどん増えていくばかりです。
副業を通じて複数の収入を得ておかないと、もはや社会の変化のスピードにはついていけないと思います。
結局自分で稼がないといけない時が来る
それに、定年退職後、結局は多くの人がフリーランスとして働くことを余儀なくされます。
公務員としてのキャリアが終わった後、今まで一度も副業をしてこなかった人が、いきなり公務員の外に放り出されて何かができるでしょうか。
年金だって、本当にもらえるのか怪しいし、退職金もどんどん減ってきている。
自分で稼ぐスキルを、公務員のうちに身につけておかないと、公務員を退職したあと、結局何処かに雇用されて働かないといけないことになる。
60代の公務員を雇ってくれる場所などかなり絞られているし、それに体力的にもかなり厳しいですよね。
なのに、「自分の力で稼ごうとするな」と法律で定められてしまっている。僕はこれ、結構やばいんじゃないかなと思います。
例えば、僕がインスタグラムのコンサルタントをしている50代の公務員の方も、将来の不安からインスタを始めました。
僕は早いうちから、特に20代のうちから、自分で稼ぐスキルは身につけるべきだと思います。
行政にビジネスの手法が必要な理由
行政機関にはコスト意識が欠けていることが多く、税金の無駄遣いが問題となっています。
ビジネスの思考がないと、コスト意識とか、かけたお金から得られるリターンがどれくらいあるかとか、そういう感覚が乏しい人たちだけで行政を運営することになる。
これって社会のためになるだろうかっていうと、僕はならないと思います。
実際、副業を始める前の僕は、お金のとり扱いについて、「このお金を使ってこれをする意味はなんだろう」と考えること、全くなかったですね。
なぜかというと、自分で稼いだお金じゃないからです。あらかじめ徴収された税金だから(税金はめちゃくちゃ大事です!)臨場感がわかなかったんですよね。
しかしこれが、自分が本当に苦労して稼いだ、100円とかだったら、その使い道とか、使った後の効果とか、非常に考えを巡らせると思う。
これは自分で稼いでみないとどうしてもわからないものです。
行政や立法機関がが最終的には社会の枠組み決める。
社会のほぼ全ての部分が、資本主義の原理で動いているのに、その社会の枠組みを決める人たちが、資本主義の原理を全く理解せずに仕事をしている。
このことのヤバさに気づいた方がいいのではないか。と僕は思いますね。
結論
公務員こそ副業をするべき理由について、3つのポイントを挙げてお話ししました。現行の副業禁止の法律は時代遅れであり、給料の低さや将来的なフリーランスへの準備、そして行政にビジネス手法を導入する必要性からも、僕は公務員こそ副業をした方がいいと思っています。
副業を通じてスキルを磨き、自分の力で稼げるようになることで、公務員としてのキャリアも豊かになります。これから副業を始めようと考えている若手公務員の皆さん、ぜひこの機会に一歩踏み出してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!またお会いしましょう。
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