区分所有投資で失敗しない3つの心得
僕がこの記事の内容を書こうと思ったきっかけは、
マンションの1室を購入して、
資産規模を拡大して言った人がいる一方で、
失敗してしまった人も多く見てきました。
その2者の違いは、
区分所有投資の
メリット、デメリットを把握できてたか、いないかです。
区分所有投資は、不動産投資の中では
比較的小額で始められるので
不動産投資をスタートしやすいメリットがあります。
しかし、
デメリットも多くあります。
他のアパート、マンション投資と
マンションの一室である区分所有投資では、
不動産投資の”ありかた”が違います。
失敗しない3つのポイントを
解説したいと思いますので、
これから不動産投資をスタートしたい方の
ヒントになれば幸いです。
限定される独自性
アパート、一棟マンション、戸建賃貸は、
室内や設備はもちろん、外観でもリフォームにより
競合する物件と差別化を計ることが出来ます。
その一方で、
区分所有投資は分譲マンションの一室ですので
外観や共用部分などのデザインで
差別化を作ることが出来ません。
室内で独自性をアピールするしかないのです。
そして同じマンション内で物件が出た場合、
家賃など条件勝負の戦いになってしまいますので、
アパート、一棟マンション、戸建て賃貸よりも
「独自性」
を作ることを意識する必要があります。
マンションの外観に
物件看板を出しておくことも出来ません。
ポータルサイトを見て
「実物を見てみたい」
と思わせない限り内覧にはつながらないのです。
100か0の世界
区分所有は一室しかありませんので、
想定家賃で貸すことだ出来れば、
入居率100%
想定した収支計画になりますが、
退去してしまうと、
たちまち
空室率100%
になってしまい、収入0どころか、
管理費、修繕積立金、駐車場費などの出費により
マイナスになってしまいます。
区分所有投資は、
不動産投資のスタートアップとしては、
低額で始められるメリットがありますが安定性はありません。
稼ぐ価値と住まいの価値の2つを見る
区分所有を分譲賃貸として貸している場合は、
投資物件になるので不動産価値は、
どれだけ収益を生み出すことができるかで決まります。
しかし、
空室の場合は、マンションの売買事例や
近隣マンションとの比較により不動産価値が決まります。
賃貸中と空室とでは、
不動産価値としての見立てが変わるので、
2つの指標を把握しておく必要があります。
どちらかに片寄った見方をしてしまうと
売却したくても出来ない状態、
言わば出口が取れない状態になってしまいます。
アクションプラン
アパートやマンション投資であれば、
一ヶ所で複数戸ありますが
区分所有投資の場合は
一ヶ所で一戸しかありませんので
管理会社や募集店への依頼や
火災保険加入などの効率が良くありません。
又管理会社や募集店への依頼も
良く思われないことがあります。
しかし、
不動産投資のスタートアップとしては、
始めやすいメリットがありますので、
2〜3戸の実績を積んだ次点で
アパート一棟の投資へと移行すべく
整理するのも有効な選択肢になるでしょう。
まずは、
ポータルサイトで区分所有投資の物件を見て
今回のメリット、デメリットについて考えてみて下さい。
きっと次への幸せな生活のステップにつながると思います。
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