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ひとめぼれ

幼い頃から何かにつけ
好きになるのは
ひとめぼれ
じっくり長い時間をかけたり
最初は嫌いだったけど
だんだん好きになったり、、なんてしない
食べ物、服、アクセサリー、場所、人、車
だいたい当てはまる
そんな私を俯瞰してみると
要するに短絡的で思慮にかけているんだろうな
しかし性分だ
感情は論理では縛れない

随分昔の話になるが、よく思い出してみると
恋愛でも顕著だった
小学生の頃の初恋であっても
大人になってからの恋愛であっても
夫もひとめぼれ

外見は実に様々
目がぱっちりしている人、目が細い人
背が高い人、背が低い人
ふくよかな人、細い人
短髪もいれば、長髪の人までいた
でも色白の人が多かったかな

好きになった人達の目を今でもよく覚えている
初めて会って目があった時
私を真っ直ぐに見てくれた時
その時から私の恋愛は始まったようだ
そしてずっと最初の目が記憶に残っている

今でも変わらない暖かい目を夫は持っている
時々カチンとくる時もあるが
大切にしたい人だ

娘がお付き合いしている彼と
楽しそうに話しているのを見ながら
ふとそんなことを考えていた

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