裏切りの宴席術
こんにちは、都知事です。Twitterでお世話になっている吉村さんにご紹介頂き、吉村さんのお知り合いの方に見て貰えるならと無料公開にしました。
内容が毒々しいのでしばらくしたらまた100円に戻します(笑)
どうぞ、お楽しみ下さいませ。
(限定無料公開は終了致しました。沢山の方にご高覧頂き感謝申し上げます。)
こんにちは、都知事です。
先日、会社で宴席を設けることがあり、私は新参者として参加しました。
私は日頃から自らの野望や欲を満たすために生きており、社内政治の実権を握りたいという事もあるので、こういった「会社が関係する宴席には積極的に参加」します。
社内政治を握って上にのし上がり、人の作った会社で自分のやりたい事をするには、上司や取引先に「付き合いがいい」「気が利く」「立場をわきまえている」など、「都合のいい人材」として認められる必要があります。
今回は、会社の飲み会において、好まれる立ち回り方を宴席術としてご紹介致します。
注意
私は警備会社の一社員であり、現場主義の者なので、例えや考えはかなり現場寄りのものとなっております。
スーツを着用するビジネスパーソンや高級な飲食店での接待には必ずしも当てはまりませんのでご容赦下さい。
①誘われた時
②ひたすらに空気を読む
③上座、下座はマストではない
④酒はハイペースで飲む
⑤絶対に酔わない
⑥時には道化を演じ、時には背景と一体化する
⑦失言をするくらいなら相槌のみ打つ
⑧常にオーバーリアクションで、両手を叩きながらゲラゲラ笑う
⑨相手への嫌悪感は完全に隠す、呼吸を止める
⑩酔っぱらいの言う事にはひとまず従い、逆らわない
⑪【必ず】ハッピーエンドで終わらせる
注意
この記事は「裏切りの宴席術」と銘打っております。自分を裏切り、道化を演じ続ける強いメンタルが必要となります。
感受性の高い方や、自分を偽れない方には全うし切れない危険があるためオススメできません。
ではお話してまいります。しばしの間、お付き合い下さい。
①誘われた時
「今日、○○に行くんだけど、どう?」
日々、あらゆる場所で投げかけられているであろうお誘い。
今では「飲みニケーション」という造語が出来るくらい、我々より上の世代は「酒の席で深まる交流」を大切にしています。
しかし、それはあくまで彼らの認識の話。
酒の席なんてトラブルの連続だし、地雷原を這うようなものです。我々はそれを理解した上で立ち回り、接待しなくてはなりません。
社内政治がどうでもいい、周りの目も気にならないという方はむしろ参加しない方がいいと思います。時間の無駄です。
しかし、気にする側の人であれば、このお誘いには秒で乗りましょう。
「え!○○ですか!?行きます!!!」
その即答がまず一歩目の戦略なのです。
場所は様々ありますが、今回は私の経験談をお送りするので、スナックを選択します。
②ひたすらに空気を読む【最重要】
宴席術は、宴席に座る前から始まっており、我々は品定めされる側の立場です。
なので、人生経験を元に、得てきた能力をフルに活用し、知識や経験をデータとして分析し、一挙手一投足に神経を集中させなくてはなりません。
上司の顔色、立ち振る舞い、服装や雰囲気、今日1日何があったのかなど、店へ向かう道すがらそれとなく雑談で情報を集めます。
宴席では道中も含め、自分から話題を振る必要はありません。
自分が話すと流れが自分を中心にする形になってしまい、人生経験豊富な上司や取引先を相手にするのはさすがに分が悪いのです。
人の話に相槌を打ちつつ、関係のない、理解できない話でも周りに合わせて微笑んだり、「へぇ~」というような顔をして、「私はあなたの話に興味がありますよ」という態度を見せておきます。
自分の興味がない事でも興味を持っているフリをする、このスキルはあらゆる場面で生かすことができます。
余談ですが、昨今では「仕事もできないくせに付き合いも悪い」若者が多い為、このマインドさえあれば群から抜ける事が可能です。
ここは最重要ポイントのため、いくつか書き出しておきます。
・話すより聞く
・共感する
・同調する
・下僕に徹する
・カラオケには合いの手
・選曲は上司が10~30代の頃に流行った曲
・店員には優しく
③上座、下座はマストではない
さて、店内に入ると、もちろん席があり、奥から上座、手前が下座という風に言われています。
この時は「奥が上座」である事は知っているだけで構いませんので、まずは上司に席を譲るようにし、「先に座れ」と促されれば気にせず奥へ行きましょう。
しかし、接待する場合は奥よりも手前、通路側などの方が動きやすいので、宴会中に席を移動することが好ましいです。
④酒はハイペースで飲む
酒の席ではもちろん酒が出てきます。
この時、自分の酒の強さ等も考えた上で、周りのペースに合わせながら口を付けます。
出来れば上司と同じものを頼むのが良いですが(人は自分と同じものを口にする相手に親近感を感じる為)、酒に強くても焼酎や梅酒など、水やソーダで割れるものを選びます。
酒は宴席術において場を盛り上げ、自分のキャラクター付けをする材料でしかありません。
好きなものではなく、誰からどう見られるかを考えて飲む、毒薬のようなものです。
そして、酒を飲んだ後のお代わりのペースは周りに合わせます。
上司のグラスの残量を見つつ、グラスが空なら「何か飲まれますか?」とメニューを見せます。
可能であれば上司が飲んでいたものを覚えておき、「○○を召し上がられてましたが、お代わりされますか?」という感じで、「あなたが飲んでいたものを私は覚えています」というフレーズを混じえます。
これにより、「私はあなたに興味や関心があります」という意思表示になり、相手から好意的な印象を持って貰うことが出来るのです。
もちろん「まだ残ってるからいい」とか、「今はまだいらない」という場合もあるので、「自分が頼むついでに」聞くのが相手に気負わせずベストなタイミングです。
上司の飲むペースに合わせて自分も飲む、相手のグラスが空になれば自分もおかわりをする、阿吽の呼吸が求められます。
また、これがスナックやキャバクラなど、女の子やスタッフが酒のおかわりを作ってくれる場所であれば、とにかくハイペースで飲み、上司に無言のアピールをします。
そうすると、「よく飲むね!」とか、「いい飲みっぷりだね!」と言われる事が多く、否定的な事を言われる事はほぼありません。
その時は「いやぁ、楽しくてつい」とはにかみながら言えば、上司的に「こいつは可愛いやつだ」と認識してもらえるようになります。
⑤絶対に酔わない
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