視力測定アプリ

　ものもらいが悪化したなどの理由で、薬用の目薬を処方してもらうときに出かける近所の眼科では、診察前の視力測定で検査した人が、直接わたしに視力が書かれた紙をくれる。

　いっぽう、いつも出かけている総合病院では、年に1回程度は眼科に寄ってと内科からお達しが出ているため予約しているものの、視力を測っても口頭ですら結果を伝えてもらったことがない。これまでは自分の視力を知る必要をあまり感じなかったので、なぜだろうと思っていたのだが、もしや処方箋として紙にきっちり書いたら、数百円がとれるということなのだろうか。

　それにしても、口頭でくらい言ってくれてもいいのにと思うが、次回には、尋ねるだけでも尋ねてみようか。

　というのも、普段の視力を知っておくことで、ものが見えにくくなったときに眼鏡を作るかどうかの判断基準になるからなのだ。さすがに中高年から高齢へと片足を突っこんでいるため、体調変化にも敏感にならざるをえない。

　ひとまず、近所の眼科に行く用事もなく、いつもの総合病院の眼科予約も先なので、ネットで「スマホで視力測定とか、ないんだろうか」と検索。すると、タブレットで矢印を押すだけの測定アプリがいくつかあるようだった。

　ひとつダウンロードしてみて、測定。
　それによると、両目とも0.9だった。
　おそらく実際は左がもう少し低いと言われた気がするので、目安として考えておくのがいいだろうが、すぐさま眼鏡を作るほどでもないようだ。

　ちょっと先ではあるが、次の眼科受診で、視力を尋ねてみようかと思う。