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羽ばたくのは実は読者

2023、9月。
大阪文フリにて「お祭りがすぎるぜ!」
と、散々はしゃいでいたのが、遠い昔に感じる今日この頃。
なんとすでに次のお祭りがもうすぐ始まるそうですよ。
…って、他人事にしている場合じゃない。
自分の新刊を作り終わったことにより、脱力し切っておる今日この頃。

つるちゃんの新刊が完成に向かっておりますよ!!!


めちゃくちゃ素敵な表紙…!
表紙だけでも、本を読むのがワクワクしてくる。
さらにさらに、その本の中に、目眩く本の世界がございます。

さて。このつるちゃんの新刊作りに微力ながらも参加、協力させていただいたので、宣伝させて頂きますが…
…はっきり言って私は震えておりました。
ちょっと待て!世の中の人はこんなに本を読んでるの!?
彼女たち(羽ばたくチームのお三方)が凄過ぎなんだと誰か言って!!

今回、『羽ばたく本棚』著者のつる・るるるさん、そして橘鶫さん、KaoRu IsjDhaさんと、本についての座談会をいたしました。

自分の読書量の少なさをかつてここまで嘆いたことがあるかいや無い。
まぁよくよく考えたら、noteの性質上、読書家の方が圧倒的に多い世界ではあった。
薄々そんな予感はしていたのだが、彼女たちの、幼少期からの読書量といったら。

小学生の私がモンキーパンチのルパン三世(アニメ)に恋してる頃、彼女たちは、アルセーヌ・ルパンのオシャレさを語っているし、私がビルからビルへスケボーひとつで飛び移る江戸川コナンに「いや身体能力!」と顎を外している頃、彼女たちはアーサー・コナン・ドイルのグロテスクな描写にちょっと親にストップかけられた、で「あーわかる」などと語る。
(いや、私の幼少期に江戸川コナンはまだいなかった!)

対して私の読書量な。
言っておくけど、日本で文豪と呼ばれるあのお方やそのお方、文学賞を取るあんなお方やそんな方を相手に、私は割と秒で寝る。
「…ちょっと何いってるかわかんない」と割とザラに思う。
横文字の登場人物に対して
「おまえ…誰だ!?」と割と後半になって新鮮に驚く。

ええと。
何に対して威張っているんだ私は。
しかし、このカミングアウトをまず先にしておきたい。

このカミングアウトを聞いた上で座談会をぜひ聞いてほしい。
読書量が1番少ないのに、1番はしゃいでいるやつが私。


めちゃくちゃに楽しかった。
元々、座談会は『羽ばたく本棚』に掲載するのを前提にしているので、音源を放送する流れになるとは思っていなかった。
文字起こしをするときに、いい感じに頭良さそう(?)に編集してもらおうという腹づもりでいたので、とにかく素ではしゃぐし、本を読んでないことを大ぴらにしている。
真実はいつもひとつなので今更幼少期の読書量が増やせないのは仕方がない。


そう、そこでなのだ。
圧倒的に本を読む人に対して恐れ慄いたことはありませんか?
「いや私はその本知らないので」と尻込みしたことはありませんか?
好きな本だけなら読めるけど…古典文学はちょっとと敬遠したことは?
てゆうか、普段からあまり本読まないんですごめんなさい本当もう私ってダメね。
なんて、つい誰に対してかわからないけど、謝っとけという気分になったことは?

私はある。
そう、note書いてるからってみんながみんな本をゴリゴリに読んでるわけじゃない。
と私はそう思っているのですがいかがだろうか?
え、そんなわけない?読んでるに決まっとろうがお前と一緒にするな?

おおう!そんなお方は、つるちゃんの『羽ばたく本棚』うってつうけ!
内容を知った上でフムフムなるほど、君はそう感じたか!
いやいや待てよ、私はそのようには感じな…感じ…ブホッ!!(←噴出している)
となること間違いなし。

次に私のようなお方。
そんなお方は、つるちゃんの『羽ばたく本棚』うってつけ!
敬遠していた題名は知っているけど読んだことない本、または聞いたこともない本、一生縁がないと思い込んでいた本が、急にものすごい光を帯びて迎えてくれること請け合い。
出てくる本を全部読みたくなる魔法にかかってしまうかもしれない。
そして、読んだらまた『羽ばたく本棚』を読み返したくなる。
ブホッとポイントをおさらいしたくなってくるのだ。

え?ということは?
全人類、面白いってことじゃない?
そうなんです!!
そこに出てくる本を読んでいようがいまいが関係なく面白い上、読んでいたら再読したくなるし、未読なら挑戦したくなるという、まさに本から羽が生えるのですよ!

ちなみに、私も影響を受けて何冊か読んでます。

座談会きっかけに読み直した『モモ』

『羽ばたく本棚』に掲載されている『若きウェルテルの悩み』にツボる


そして、本から翼が生えていると思ったけれど、実は自分の背中に翼が生えるというのが、本によるミラクルワールド。

そうして、私は本当に翼を授かったのである!
KaoRuさんと共に、マカニの翼を授かった…こんな役得あってええんか…!


そんな鶫さんからのスペシャル購入特典はミミズクバージョンのポストカード!!
(正確にはミミズクさんでした、鳥類奥深し✨)
私の『ふたりはともだち』の購入特典と共にぜひコンプリートしていただきたい!!

つるちゃんのnoteより拝借


そしてKaoRuさんからもツバサをいただいた!豆氏と踊る私をぜひみて欲しい。

KaoRuさんのポストカードももちろん一枚から三枚セットまで販売中!
本の内容にリンクしていてめちゃんこかわいい!!!!
ちなみに、真ん中がウェルテル、ポストカードもツボる私!

こちらもつるちゃんのnoteより


11月11日(土)東京文フリ、ブースはこちら!

どこまでもつるちゃんnoteから!

そうそう!!私も『なけなしのたね』『にじいろの「はなじ」』を抱えて参戦しまするよー!今回は1ブースなので、チマっと座っていると思います。


そして翌日は、まつりのあとのお茶の時間があるそうです!!
ええ。家族を大阪に置き去りに、二日間はしゃぎ倒す所存。ぐっへっへ。


というわけで、東京文フリ、西日暮里でお会いできます方、どうぞよろしくお願いいたします♪
2023お祭り騒ぎはまだまだ続くのでした!

東京までは行けないというかた!
ご安心を、すでに予約販売始まってますよ!

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