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ゆずりは(成人の日)

#美人の日本語

昔に買った本を引っ張り出してきた。凝り性で飽きやすい性格。その当時は日記を書いていた影響もあって、一日一言の日めくり本を読み漁っていました。

気になってページをめくる。1月10日の言葉に心が動いた。それが

ゆずりは


楪とは、お正月の飾りに用いられる常緑樹。この木は初夏に新しい葉が生え変わってから、古い葉が「あとは頼んだよ」というように散っていくことから「譲る葉」つまり「ゆずりは」と呼ばれるようになった。

別名、親子草。
親から子へ世代交代。昔は、家系が絶えることなく続くということを重んじたので、大変縁起がよい木とされてきました。

家系にとどまらず、人類も多くのものを譲り受けて、この世に生まれ、また次の世代に譲っていくという営みを繰り返してきました。

譲る心と譲られる心。その受け渡しが、はてしない人類のドラマを支えてきたといえます。
美人の日本語より


「あとは頼んだよ」

今日は越智会長と麗子夫人の葬儀の日です。移送前にご自宅近くにある奈良の物流施設に寄られるとのこと。最後のお別れをお伝えしてまいります。







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