抗がん剤治療、仕事は辞める?辞めない?
抗がん剤治療1クール目が、あと2日で終わります。
治療がはじまる前、私はテレビドラマにありがちな状態になるのではないかと思っていました。一日中、吐き気に苦しみ、痩せ細り、何もできなくなる・・など。
しかし、実際はもっともっと軽いものでした。治療前から吐き気止めの薬を飲むため、吐くことは一度もなく、ただ胃の後ろを押されているような感覚が前半の1週間はありました。しかし、後半の1週間は吐き気はなくなり、食べすぎないように気をつけなければならない状態でした。
私は抗がん剤を点滴をしている最中からアレルギーが出てしまったので、喉の裏が腫れました。それは少し恐怖を伴っていました。飲み込みにくさや息切れなどがありましたので。
しかし、皮膚科でアレルギーの薬が処方され、それを飲んでいるとひどくなることなく抑えられていました。
一番辛かったのは腰痛・あるいは骨痛でしょうか。
抗がん剤で減る好中球を増やすための注射を打つのですが、この好中球を体が増殖させる時に腰の骨が痛くなるのです。この腰痛が酷い日は、座ったり寝たりしていると痛みが強くて辛かったです。(立ったり歩いたりしていると幾分か楽なのですが)。夜、眠れない時もありました。
私はフリーサンスのように1人で仕事をしているため、ドタキャンだけは避けなければならないと思い、治療が始まる前に全ての仕事をキャンセルさせていただきました。しかし、その中の幾つかは、キャンセルしなければ良かったと思う程度の体調変化でした。
それだけ副作用を抑える薬が処方されます。状態変化への事前対応が完璧に準備されているともいえます。
もし、お勤めでこれから抗がん剤治療を始める方がいたら、会社を辞めるのは治療が始まってからでも遅くはないと思います。もし、私が今勤めていたら、仕事は続けられるのではないか・・そのような心身の状態でした。(あくまで私の場合で、副作用は個人差があるそうです)
ご参考になりましたら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?