友人宅ゲーム会の感想

友人夫妻の家にお呼ばれして久々にゲーム会。
遊んだゲームの感想。


メンバーズオンリー

ギャンブルゲーム。クニツィアの名作、らしい。
ランダムに配られる5種類のカードが場に全体で何枚あるかを、早いものがちで賭ける。ラウンドの最後に一枚だけ選んでカードを廃棄できるので、それによって運の要素を減らしているのが上手い。
国内だと昔からどのレビューでも評判がよくて、アナログゲームはまった10年ぐらい前からずっと欲しいと思っていた。
SNEから再販があったので購入。

結論から言うと、プレイは面白いが終了条件に難があるように思えた。
一色どうしてもなかなか高得点につながるような枚数が出ず、終わった頃には卓のメンバーもホッとした様子だった。
ただしプレイ自体はとても面白かったとも言っていたので、慣れやプレイ人数によっては、もっとさっくり終わるのかもしれない。
5人プレイだったので3~4人でも試してみたい。
憧れのゲームだったので今回のプレイで終わらせる気はない。

イッツワンダフルワールド

ドラフト+リソースの管理ゲーム。
まあまあ、よいゲームなのではないかと思う。
ここで言う「よい」はこういったジャンルのゲームが必要とされているだろうという意味で、個人的にとても好きなゲームというわけではない。誘われればやる、程度だ。

ドラフトゲームというと七不思議が有名だが、あれは初心者にとっては難易度が高い。
あと妖精奇譚のようにアイコンだらけなのもプレイできない人は多いし、このワンダフル・ワールドのようにシンプルなリソース管理だけでまとめたゲームは一定需要があるだろう。
このゲームならテキストもりもりのゲームはダメ、TCG経験は無い、という人ともきちんと遊べるだろうという安心感がある。

世界でイチバンの国

クイズゲーム。
世界の国で人口やら気温やらがデータ化されたカードを持って、分野ごとに競うという内容。

これはかなり好き。
正直勝負と呼ぶには運の要素しかほぼないのだけど、いろいろ名前は知っている国への新鮮な驚きがあって、プレイしていて会話がはずんだ。モンゴルめっちゃ寒いじゃん! とかね。
子供がいたらこういうゲームで遊んであげたくなるんだろうな、と思った。

シャーロックQ

推理ゲーム。
今回の当たり枠。ゲームマスターなしでカードを配って、各プレイヤーごとにそれが重要なヒントか、嘘のヒントかを推理しながら事件を追っていく…という感じか。
個人的に推理は外れるのも醍醐味だと思っていて、どちらかというとルールの不明瞭のなさやしっかり間延びせずに終わる、という点を推理ゲームには求めている。
このゲームは総ターン数が決まっているので、ちょうどいい塩梅のゲーム時間でしっかり推理した感じがあったので非常に評価が高い。

一回しか遊べないゲームが3セット入っているというものだが、値段分の価値はあったと思う。
残りの2ゲームも楽しみだ。

テキサスショーダウン

トリックテイキング。
今回の当たり枠。
ブードゥープリンスが実質5人専用なのでもう少しプレイ人数に幅があるものが欲しくて勝った。
今までプレイしたトリックテイキングより個人攻撃がしやすく、そこが非常に面白かった。マジョリティによる強弱の判定がよくできている。

ファンタジーレルムズ

個人的に布教したいゲームなので、前にも書いたが感想をまた改めて書いておく。
卓にTCG苦手という人がいたが、きちんとコンボを考える楽しみを感じてくれていたので非常に良いゲームだと思う。
最近のテラフォのような重ゲーも好きなのだけど、カードの強さの優劣や引き運は絶対に無くせないわけだし、つきつめるとファンタジーレルムズがみんなやりたいんじゃないか? と思わないでもない。
合う合わないはあるだろうけど、ここ数ヶ月の短時間ゲームでは一度触ってみる価値があるゲームだと思う。批評的な意味でも。

オリフラム

2回だけプレイ。
まだまだ色々なプレイができそうで奥深さを感じた。
フランス語版を勝ったのだけど、たぶん日本語版も買う。
きちんとしたレビューはもう数回プレイしてから書きたい。

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