年末年始のボードゲーム記録

そろそろ自分の遊んだボードゲームの記録を残したいという欲が出てきたの、まとめてみることにする

■2019年に遊んで面白かったゲーム

古代
久々に遊んだら面白かった。
兵隊を生産する系の戦争ゲームだと手番の軽さと目的のわかりやすさといい、これがミニマムサイズのルールなのではと思わなくもない。
誘われて何度か遊んでいたサイズと比べると、小規模な戦闘のしやすさや、プレイヤー間の交渉、同盟がより重要になるのも好み。できるだけ他プレイヤーに勝ち筋を悟られず、最後は一気に決めるゲームだ。それも含めて戦争を遂行しているロールプレイ感がある。
ただ他人にプランを邪魔されるのが嫌いな人は好きになれないゲームとも思う。良くも悪くもモダンなアナログゲームが失った殺伐さがあるなー、という感じ。

レースフォーザギャラクシー(拡張:ゼノの侵略)
驚いた。基本的に今までの拡張は基本セットを伸ばす形の拡張だったと思うのだけれど、この拡張を入れるとカードの強弱がガラッと変わる。また、カードの使い道に幅が出るようだ。
今後は、AA(カードのみ追加)→ゼノ(カードのみ)→ゼノ侵略ゲーム
の順番でやるのが良さそうだ。初期シリーズの拡張は出しどころに困るなー。

ラマ
最後の最後で現れた謎の楽しいゲーム。
あきらかに運ゲーな癖にほどほど技量が実は出るのでは?と思わせる展開が産まれてとても楽しい。
(でもやっぱ運ゲーだと思う)
これのせいで軽めのゲームへの欲が高まった。

ブラス
新版が出たので旧版で遊んだ。
いろいろわかりづらいルールだったりとか欠点は多いと思うのだけど、
自分のベスト重ゲーはこれなのではないかという疑念が拭えない。

斯くして我は独裁者に成れり
4年前ぐらいにあらゆるアナログゲームに量子〜みたいなゲーム作ろうぜ。
みたいな流れが一瞬あったと思うんだが、当時きちんと製品として出たゲームはマスクメンぐらいだけだったようにおぼろげに記憶している。その量子系ゲームと正体隠匿系と組み合わせた素晴らしいゲームだと思う。羊だったかヤギだったかが弱すぎてバランスに難はあると感じたけど、アイデアが良いので些細なこと。
それでもきちんと遊べるしね。

■年始に遊んだゲーム

・五本のきゅうり
ラマよりも考えどころがあっておもしろい。
ただし負け抜けなので人数が多いほど暇な奴が出てくるのは難点。

・ビザンツ
今回のガッカリ枠。
競りゲームなのだがイマイチ相場感が掴みづらいし、
降りるのが有効なこともあって競りのヒリヒリ感が一切ない。
ただ、ゲーム初心者たちと遊んだからこそな気もする。ゲーマー仲間たちと遊ぶまでは判断保留。

・ドメモ
超軽ゲー枠なのだが久々に遊ぶととてもシンプルかつ考えどころがしっかりあって良いゲーム。
10分で終わるし。

・エアラインズヨーロッパ
今回の当たり枠。株式を簡略化した投資ゲーム。
あんまりネットだと評判良くないんだが、これは高評価。
ゲーム慣れしてない人含む4名で説明込みで一時間半で終わった。超優秀。
ネットだと陣取りの要素がリメイク前と比べて薄れていると評判だが、本質的にはいかに自分が株を抑えている会社の価値を高めるか、なのであまりそれは感じなかった。
むしろ後半で価値を上げるか、それとも前半で短期的に伸ばすかの選択で陣取りとが少し異なった選択を迫られるゲームになっていると思う。
都市から都市のルートの奪い合いではなく、あくまで高い価値のルートの奪い合いだ。なのでルートが完全に閉じられることはないが陣取りがしっかり勝敗に影響を与えていると思う。とてもわかりづらいけど。
ルールの簡単さと奥深さ、投資をしているロールプレイ感も含めてすごい好印象。しばらく遊びたい。

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