2012年11月12月のボードゲーム会

友人が比較的近所に引っ越してきたので、久々に集まってボードゲームで遊んだので感想。書き分けると面倒臭いのでまとめて記述。

ラマ

いつ遊んでも面白い。ルールをより簡単にしたラマみたいなルール。
人数が揃うまでの時間調整にしてもよし、重量級ゲームで遊んだあとの疲れた頭で遊んでもよし。で重宝している。
どう考えても運の要素が大きいゲームだと思うのだけど、ときどき想定どおりの流れが作れて「してやったり感」が生まれる。そうすると実は運ゲーではないのでは? という疑惑が発生するが、それも数分後にはやっぱり運ゲーだわ……となる。
この「運ゲーだろ」と「もしかして運ゲーじゃない?」の往復がとても楽しい。

ザ・クルー

協力型トリックテイキング。
ミッション14まで終了。5人で遊んだのだけどタスクカードが4枚になったあたりからかなり苦しい。
前にも書いたけど協力型ゲームはどうしても奉行問題が発生してしまう。けれど、ザ・クルーは会話禁止なので、純粋にカードプレイングから相手の意図を読み取らないといけない。それが何より素晴らしい。
今回のプレイでは各プレイヤーがヒントだけでなくカードプレイを利用した意思疎通ができたので、初回プレイよりさらにクオリティの高い遊びになったと思う。
メンバーのモチベも高いのでなんとかミッション50までクリアしたい。

サンファン2

まあ、厳密にはプエルトリコカードゲームなんですけど。
原語版が出てもうだいぶ経つから日本語版は出ないだろ……とたかをくくって、原語版を和訳したところでサンファン2の発表。正直かなりがっくり。
内容的には我が愛するレースフォーザギャラクシーの原型(というにはリリースまでに紆余曲折ある)ということで、すんなり飲み込めた。
レースフォーザギャラクシー信者からすると戦力の幅や考える点が減っていて正直物足りなさを感じる。
ただ、レースフォーザギャラクシーはルールの複雑さから布教に困難さがあったので、サンファンを導入に使えばもっと大勢プレイヤーを誘えそうな気がするので買ったこと自体は後悔していない。
他、興味深かったのはヴァリアブルフェイズのサンファンよりも、同時プロットのレースフォーザギャラクシーのほうが考えどころが多い点。アクション同士のつながりを徹底的に精査したおかげだと思う。(この比較はそのうち検証してみたい気がする)
サンファンがこれだけ話題になるのだから、ホビージャパンにはなんとかレースフォーザギャラクシー再販をしてほしい。

※ルールブックの末尾にレースフォーザギャラクシーのデザイナーのトム・レーマンへの謝辞が載せられていた。正直、買って一番嬉しかったのはこの記述だった。

レスアルカナ

トム・レーマンの特殊能力が盛々なカードゲームの新作。といっても出たのは昨年だったかだけど。
コロナ前に大学同期グループと数回遊んでいたのだけど、今回は他のグループに持ち込んだ。
個人的には非常に評価の高い中量級ゲームなのだけど、一方で欠点も明確だとは思っている。完全ランダムデッキだと運の要素が強すぎて、ドラフトだとガチ度が高すぎるのではという点だ。
(ドラフトだと運要素が無さすぎるのではというプレイヤーがいた)
なんだかんだで初回プレイでおすすめされている、メイジごとのおすすめカード3枚+ランダムカード5枚の8枚デッキがバランスが良いように感じている。全部のメイジにおすすめカードが設定されていたほうが良かったように思う。
今回はおすすめデッキと完全ランダムデッキでしか遊べなかったので、次回はドラフトルールも試したい。

テラフォーミングマーズ

キックスターターに応募して拡張を全部持っているのに積んでたゲーム。
ルールはカード効果のアイコンとかだけしっかり読めれば、あとは他の重量級ゲームに比べると比較的簡単だと思う。
(そこにハードルがあって、今回のプレイでもひとつ能力の運用ミスがあった)
フレーバーとカード能力の組み合わせは雰囲気最高だし、5人でやっても2時間ぐらいで確実に終わるし、運の要素もあるから何度も遊べそうな緩さもあるしで良いゲームだと思う。

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