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29.地歴の性質

皆さん、こんにちは。トビタです。

連日記事を書いていますが、やっぱり頭の中が整理されますね。自分の中で当たり前だったこと。それを文章にするだけで1つの資産になる。

さて、今回は地歴の性質について。 

バックナンバーはこちらから
26.地歴の勉強(前編)
27.地歴の勉強(後編)
28.地歴の勉強(補足編) 

地歴の勉強が他と異なる点

ふとひらめいたことなんですが、地歴の勉強って、他の科目とは大きく異なる点があるんですよね。同じ社会科の公民とも違う点。

それは、前後を行ったり来たりして勉強する科目であるということ。

英語や数学は積み上げの科目。だから、しっかりと中1から積み上げていけば、あえて過去の内容をがっつり振り返る必要もない。というよりも、寸前に習っていたことが今習っていることに密接に関係しているという実感を得やすい気がする。

ところが、地歴は違う。淡々と進むだけの勉強を続けていくと、子どもたちはまったくもって個々の関連性を感じ取れない。そのうち「やっぱり丸暗記しなきゃいけないのかな。暗記科目なんだ…」なんて気持ちになったりする。

ここで大事なのは、言うまでもなく、今習っている内容が前に習ったことと関連しているなと気づくこと。過去の内容と比較することで記憶の定着につながる。

さて、問題なのは「それに気づけるか」です。塾であれば、指導者が手を差し伸べることで気が付いてもらいやすい。ただ、塾に行かず自分一人で勉強している子には難しいのではないだろうか。「どことどう関連しているのか」「またそれはいつ習ったのか」「どこに載っているのか」などなど。問題は山積み。無論、教科書には「こことここは関連してますよ!〇〇ページに戻ってね!」なんて親切さはない。

そこで今回は、教科書に代わるおすすめの参考書を紹介したいと思う。

日本一成績が上がる 中学地理ミラクルレッスン
日本一成績が上がる 中学歴史ミラクルレッスン

以前ツイッターの塾講師界隈で少し話題になったもの。ただ、中身がどれほど凄いかについてはあまり触れられていなかったように思う。

他の参考書と一線を画す点は、ズバリ「前後関連性」

つまり、先の問題を解決する仕掛けをしてくれているのだ。

細かく見ていこう。95個のテーマがあり、各テーマが見開きで完結している。各テーマで、以前習った内容で関連するものがあれば、それも載せてくれている。ほんとしつこいくらい載せてくれてますよ(笑)
読んでいるだけで復習できるわけだ。また、あまりに情報量が多いと見開きに収まらなくなってしまうので、その場合参照すべきページを教えてくれている。復習のためのフックも存在するということ。

中学生マストバイの2冊と自信を持って言える。バックナンバーの記事で紹介した六か条を守って、この参考書を中心に学習していけば確実に点数は上がりますよ。

最後に

以上、今回のテーマ「地歴の性質」でした。今後気づいたことがあれば、各記事に追記していこうと思います。次回は、公民も含めた社会のおすすめ参考書を紹介します。

[まとめ]
地歴の勉強が他と異なる点は、前後を行ったり来たりして勉強する必要があるということ。でも、各単元の関連性にはなかなか気づけない。だから、それを克服できる参考書「日本一成績が上がる 中学地理ミラクルレッスン」「日本一成績が上がる 中学歴史ミラクルレッスン」の2冊を使え!

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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いつもお読みいただきありがとうございます。教育者の端くれとして、自分が持っているものを他の人に伝承していきたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。