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第10話「同盟艦隊出撃」1 小林昭人

 本作は2005年に小林昭人さんがホームページにて連載していた小説で、作者の許諾を得て、飛田カオルが本サイトに再掲するものです。

前回のあらすじ

 宇宙世紀0094年、凄惨な一年戦争から十四年後の人類社会は分裂抗争の時代にあった。連邦・ジオン・同盟のいつ果てるとも知れない終わりなき戦い。そして、木星で活躍した我らがヒーロー、自由コロニー同盟の青年士官マシュマー・セロは、同盟の明日と人類の平和を守るため、今日も戦っているのだ。
 マシュマーの姉マグダレナは彼とハマーンを暖かく迎える。10年ぶりに再会した姉弟二人は語り合う、そして姉はタイタニア情勢の不穏とティターンズの危険を弟に警告するのだった。その頃、同盟ではマシュマーの部下たちが同盟軍の改革に次々と着手していた。新型モビルスーツは予想以上の性能を発揮し、同盟軍の戦力は飛躍的に強化されつつあった。一方、ティターンズではフランクリン・ビダン博士が最強モビルスーツRX-178マークⅡの開発を進めていた。
 つかの間の休息を得たマシュマーに新たな任務が待ち受けていた。

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9,664字

Another tale of Z 第一部 木星編  宇宙世紀0092年。一年戦争に勝利した地球連邦だったが、大戦に疲弊した大国に、ジ…

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