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第13話「女帝の死」1 小林昭人

 本作は2005年に小林昭人さんがホームページにて連載していた小説で、作者の許諾を得て、飛田カオルが本サイトに再掲するものです。

前回のあらすじ

 宇宙世紀0094年、凄惨な一年戦争から十四年後の人類社会は分裂抗争の時代にあった。連邦・ジオン・同盟のいつ果てるとも知れない終わりなき戦い。そして、木星で活躍した我らがヒーロー、自由コロニー同盟の青年士官マシュマー・セロは、同盟の明日と人類の平和を守るため、今日も戦っているのだ。
 ティターンズの暴虐な攻撃に苦戦していたタイタニア防衛隊はブレックスらの善戦虚しく壊滅してしまう。しかし、コロニーが核攻撃され、住民全滅の危機に陥ったまさにその時、正義のマシュマー艦隊が颯爽さっそうと現れ、新型モビルスーツ「ガリバルディβ」の活躍と鮮やかな戦術でジャマイカン少佐のティターンズ艦隊を駆逐するのだった。完敗を喫したティターンズは土星から手を引く。一方、長い船旅を終え、かつてマシュマーと出会った地、木星第一衛星イオに到着したハマーンはセロ伯爵夫人コンテッサに保護され、シャアやマハラジャの追っ手から、ようやく身の安全を得たのだった。
 ハマーンはマグダレナ夫人の船、「ラ・コスタ(La Costa)」船上にあった。そしてハマーンと夫人は語り合う。どこへ行くべきか、そして彼らは何をすべきか。

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12,770字

Another tale of Z 第一部 木星編  宇宙世紀0092年。一年戦争に勝利した地球連邦だったが、大戦に疲弊した大国に、ジ…

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