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19歳が沖縄県・読谷村でカフェをオープンした話。Tobira Cafeとは?

新型コロナウイルスで飲食店が多大な影響を受けている2020年9月1日にオープンした、Tobira Cafe。そんな中でも届けたい想い、価値があるからオープンしました。

そんなTobira Cafeの初note。まずは皆様にTobira Cafeとはなんなのか?を知っていただけますと幸いです。これからは週1回のペースで更新していこうと思ってます!お楽しみに。

Tobira Cafeとは?

Tobira Cafe(トビラカフェ)とは、沖縄県にある日本1人口が多い村にある直焙煎カフェです。近くには日航ホテルアリビラさんや、星のやさんがあります。
このカフェはルワンダ産スペシャルティコーヒー専門店であり、収益の5%をルワンダ現地のパートナーとの子供の未来を守るプロジェクトに使わせていただいております。

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なぜルワンダコーヒー専門?子供の未来?きっとこう思われたはずです。その裏にある物語をnoteでは紹介できたら、と思っています!

オーナーは2人の大学生

まずは自己紹介から。

1人目はわたし、山田果凛。
今年の6月に沖縄県・読谷村のインターナショナルスクールを卒業し、10月1日から大阪大学の1年になりました。10歳からタイに移住し、13歳の頃に訪れたインドで7歳の物乞い少年、アルソン君に出会ったことから、生まれた環境によって子供の将来が左右されてはならないと強く感じ、ボランティアに熱投。インドでの孤児院のインターンや、高校にボランティア部などを作って活動していました。

そんな私の夢は

「世界中の子供達が自由に自分の未来を描ける社会を創る」

この私の波乱万丈すぎる人生や、この夢にたどり着くまでの過程は、個人のnoteでもっと詳しく書こうと想うので、お楽しみに。

かりんのnote(https://note.com/karin_2020)

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そしてもう1人が大下直樹さん。彼は早稲田大学に通っている大学4年生です。2月に出会ってから別プロジェクトのクラウドファンディング(現地の伝統工芸品を利用し、海外で販売することで現地の雇用を生み出すプロジェクト)やカフェのオープンを立ち上げてきた心強いお仲間です。ITが好きで、ITに弱い私に変わってカフェのIT全般を私に変わってやってくれています。笑

直樹さんはあまり自分のことを喋らないのですが、面白い経歴を持ってるのでいつかこのnoteでご紹介します笑

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2人の出会いは?

生活している場所も大学も違えば、年齢差も4つある私たちですが、実はアフリカ・ルワンダで出会いました。
ルワンダで私の波乱万丈な過去を話して、いろいろやりたいことがあると伝えたら、「じゃあそれを実現させるためにまずはクラウドファンディングで試してみよう」と協力してくれ、その話をした次の日から、ルワンダ現地のパートナーを探すためにルワンダ中のNPOへのアポなし訪問に連れ回されました。笑

「こんなペースじゃ絶対無理!!!ついていけない!倒れる!」

と、直樹さんに協力を求めたことを後悔していると、先に倒れたのは直樹さんでした。安心しました。笑

そんなこんなでルワンダ帰国後も手伝ってくれているうちに、途中から楽しくなっちゃったみたいで今ではすっかりカフェオーナーを楽しんでいます。笑

なぜこんな時代にカフェなのか?

そんな直樹さんと前述のクラウドファンディングで8月にルワンダへ再渡航し、プロジェクトを遂行する予定でした。しかし、コロナウイルスが猛威をふるい、8月にルワンダに渡航することは現地の方々にも、自分たちにとっても危険であると判断し、渡航を延期することにしました。

そんな中、二人の中で今後プロジェクトをどうするか?という話になった時に出た言葉が、

「確かに日本にいる自分たちも、コロナの影響で苦しい思いをしてるよね、だけど、ルワンダの現地にいる方々、子供達は自分たちよりももっと影響を受けているのではないのか。」

こんな言葉がふと2人の間から出てきて、私たちはいてもたってもいられなくなり、どうしたら日本にいながらルワンダの方々に貢献できるだろうか?と考え始めました。

そこでルワンダの記憶を辿り、何かできないかと考えた時に、出てきたのがルワンダのコーヒーでした。私たちが取引をしているコーヒーは「スペシャルティコーヒー」と呼ばれる日本全体でも市場の10%ほどしか出回っていないレアで評価の高いコーヒーです。しかもその農園はコーヒー豆の世界的品評会でも2位に輝いた事があり、さらに地域の村に教科書を贈呈していたり、従業員の家族に安全な水を提供したりしている、商品のクオリティが高く、さらに地域、従業員を大切にする農園でした。

私たちはそんな素敵な農園だからこそ、正当な価格で取引をし、日本での販売をさらに推し進めたいと思い、このコーヒーを日本でオンライン販売することにしました。

しかしそこで、2人とも大学が完全オンライン授業が決定。そこで、

「私たちの活動は想いを伝えるだけでも、何かいい影響があると思うから、オンラインだけでなく、実際にお客様に会ってお伝えできる場所の方が私たちのやりたいことに向いてるよね。」

と意見が合い、8月中旬から急ピッチでカフェを作る事が決まり、9/1にオープンしました。

他社が借りていた空きスペースを間借りする形で、オープンしました。またも身を削りながら大改装。笑

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当初の店舗と今の店舗。終わりが見えない改装作業に泣きそうになりながらDIYしてました。笑
まだまだアップデート予定で、来る度に店舗が変わっているとお客様からは大好評です。笑

そんなこんなでTobira Cafeをオープンしました。

「自分たちの力は小さいかもしれないけど、
何もやらないよりは小さくても何かやったほうがいい。」

そんな想いを抱えながら運営しています。

少し長くなりましたが、Tobira Cafeとはなんなのか?が少しわかっていただけた気がします。このnoteは定期的に書いていこうと思っています。次回は私たちと協業しているルワンダ現地のNPOのことや農園のことあたりをかけたらいいなあ、と思っています。

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住所: 沖縄県読谷村字波平2422-1