トビラ書店の中の人

ブックマンション15番。本業は舞台関係究極の中間管理職、映像のキャスティング&ロケーシ…

トビラ書店の中の人

ブックマンション15番。本業は舞台関係究極の中間管理職、映像のキャスティング&ロケーションコーディネーター、Director、イベント企画運営、マネジメント、気付けば名刺が増えました。結論色んな人を繋ぐ人。仕事柄日本中をうろうろしています。鎌倉北条からの会津・喜多方ルーツです。

最近の記事

豊かさに溢れた水の都、会津。

会津若松と喜多方は私のルーツでもある街。 震災以降、折に触れ会津で滞在しながらいつもと違う環境に身を置いて仕事をしていた。震災以降風評被害で観光客が減り、増え続けるシャッターに悔しくて悔しくて泣いた日もあったけれど、会津の魅力とは何かを私なりに考え続けている。 住んでいて、当たり前にあることほどその魅力に気づかないこともあるのではないかと思っていて、ようやくそれを言語化できるようになってきた今日この頃。 さて、会津の魅力とは何だろうか。 戊辰戦争の時に城下町であった会津

    • テレワーク(リモートワーク)&ワーケーションに求めるもの

      COVID-19による緊急事態宣言が収束した2020年秋以降、こぞって様々な自治体が「ワーケーション」に関する補助をし始めた。リモートワークが普及したタイミングで都心への人口集中の緩和と移住促進を図ろうという国の作戦であろう。賢い。そしてそれは期限付きであることも推察された。 2023年12月現在、その補助金は純粋なワーケーションやテレワークの促進ではなく、コロナ対策の補助金から国の財源の種類が変わったことにより移住促進の側面が大きくなっていると推察される。元々は生活する首

      • いつもと違う環境で仕事をするということ#2〜ワーケーションの副産物〜

        一つ前の投稿から続いています。 感染が落ち着いたタイミングの2020年秋、福島県の「テレワーク×くらし」体験支援補助金というものを発見した私は、コロナ禍で手にした「終わらない夏休み」の真っ只中にいる仲間たちを誘い、会津若松での滞在を計画した。 裏方の私と、カメラマン、俳優でシンガーソングライター、そして偶像を卒業したばかりの女優の4人での滞在は、各々が通常業務や助成金や補助金の経理作業、リモート会議というデスクワークをこなしながら、空き時間や休みの日にそれぞれ思い思いにフ

        • いつもと違う環境で仕事をするということ。#1

          11月、現場に自分たちの身体がなくても大丈夫というタイミングをひねり出し、会津地方でのワーケーションに行ってきました。  私たちの仕事は、slackとDropboxでデータを共有し、進捗管理をし、経理は会計Web上で完結するシステムを使っている。打ち合わせはZoomだし、デカいファイルデータはファイル便だし、映像データのチェックはVimeoかYouTubeの限定公開。常にネット環境頼みではあるけれど、逆に言えばネット環境さえあれば、己の身体が現場に無くても良い類の仕事は東京

        豊かさに溢れた水の都、会津。