シャニマスのCOLORFUL FE@THERS -Sol-を聞いた

シャニマスのSolを聞いたので曲ごとの雑感。


千夜アリア

王子様だあ・・・。
セリフから入るのは流石さくやんといった感じ。連れて行ってくれ俺も。
まあこういうのは咲耶からしたら手慣れているだろうなーと感じる。八巻アンナさんの歌声からも咲耶がノリノリで歌っているような情景が浮かんでくる。レコーディングスタジオが小劇場と化しているのでは無いだろうか。
歌詞は物語性がとても強い。シャニ世界の女子はこの歌詞中のキミを自分に置き換えて咲耶のことを思ったりするんだろうなと思うとなんだか楽しくなってくるな。
L'Anticaの楽曲でもそうだが、後ろのエレキがとてもかっこいい。ラスサビの”昔話のように”のあとに響くギターが個人的にとても好きである。

Damascus Cocktail

美しく、強く、高みを目指す。そんな有栖川夏葉のイメージにピッタリな一曲。

ハナっから”美しいだけじゃ 脆いのよ”と夏葉節全開である。これには有栖川財閥もニッコリ。
前述のフレーズもそうだが、”1秒前の自分に勝っていたいの””美しいだけじゃ脆いのよ”など様々な部分で夏葉のストイックさを感じる事が出来る。
特に筆者お気に入りのフレーズは”贅沢ねペガサス”。ペガサスに対し贅沢と形容する古屋真さんのワードセンスにはとにかく脱帽である。古屋を信じろ。
涼本あきほさんの歌声も、自信に満ち溢れながら自身を極限まで表現するために歌う夏葉を思わせるようでとても良い。

曲名も成程、といった感じ。単純な鋼と一線を画す強靭さを持ち、磨くことでその美しい独特の紋様を浮かび上がらせるダマスカス鋼は確かに夏葉のイメージにピッタリである。すごい。
歌詞にもあるような美しさと力強さ、それらをカクテルした夏葉の生き様を感じられる名曲。古屋真ってすごいのよ!

Darling you!

卑怯だぞ千雪ィ!
お前・・・お前最年長のお姉さんポジのはずなのになんでそんなに可愛いんだ千雪・・・!
相変わらず千雪さんの可愛さにはちょっとクラクラしてしまうところがある。いやいやズルでしょう、こんなの。

一曲目同様物語性が強いと感じる一曲。『愛すべきだーりんの誕生日を祝っちゃうぞぉ!』といった感じか。
献身的な姿勢や、デートの候補地にミュージアムやドライブが入っていたりする辺りからお姉さんの風格が漂ってくる。加えて楽曲全体から感じられるポップさ。間違いなく『可愛いおねえさん』の曲に仕上がっていると言える。そういうところだぞ千雪。
個人的に芝崎典子さんの歌い方が好みである。音の伸ばし方が気持ちいい。
楽曲全体をすごく楽しそうに歌っているのもとても素晴らしい。本当に待ち遠しい(あるいは待ち遠しかった)んだろうな、と思わせる迫力がある。
あと歌い方で言うと”ふたりきりの時間をすごそう”の”ふたりきり”がちょうすごい。解脱ものである。


あおぞらサイダー

殺す気か。

致死量の雛菜成分が含まれた脱法サイダーな一曲。
もう一度言うぞ、殺す気か。

市川雛菜という正直かなり難しそうな題材をどう調理するのかな、と思っていたら市川雛菜そのものをぶつけられた感じ。調理というよりは抽出に近いような印象である。
オノマトペが散りばめられた歌詞と静かに上がっていく曲調、そこに岡咲美保さんの雛菜ウィスパーや雛菜ヴォイスが複雑に絡まり合い雛菜のしあわせ~な世界が構築されている。聴きすぎ注意。溶ける。
”今日 すっごく楽しかった!”からのパートがとてもいい。雛菜、好きだ。



あとクッソどうでもいいんですけど歌詞カードがドラえもんみたいで少し笑ってしまった。ホンワカパッパ。

SOS

ラブコメアニメのキャラソン?
もしかしてふゆ主役回のEDで流れてた?

見事にふゆ。可愛いが詰まってます。
歌詞や曲もさることながら幸村恵理さんの歌い方が素晴らしい。特に英語部分はStraylightメンバーらしいキレがありつつもふゆの可愛さが残っていてSo good So good。
因みに筆者は”枕ギュッてした”で見事撃沈しました。皆はどうだい?

これシャニ世界に居るふゆファンはめちゃくちゃになってるでしょうね。
可愛いふゆがかっこいい曲を歌うというギャップに慣れたと思ったら可愛さトップギアのふゆソロが来てしまったわけですし。絶頂でしょうこんなん。
よくぞソロ曲を冬優子では無くふゆで出してくれた。ありがとう高山。ありがとうシャニマス。


過純正ブリーチ

突っ走っていく樹里ちゃんの歌声が力強い一曲。
イントロギターのアジカン感がすごい。

曲調、歌詞共に真っすぐな印象を受ける。サビは特に顕著で、目を瞑ると樹里ちゃんが走っているイメージがありありと浮かぶ。永井真里子さんの駆け抜けるような歌唱も見事で、最後まで聴いた後の清涼感も素晴らしい。
屈折し、まとわりついた『何か』を忘れさせてくれるような曲だと感じた。

”肩の力 ~ 側にいるよ”の部分。樹里ちゃんの気遣い精神が本当に大好きな筆者としては感涙に咽ぶばかりであった。よくこの要素を入れてくれた。ありがとう古屋真。フォーエバー古屋真。


HAREBARE!!

めぐるなりのラブソング。
元気が出るね一等賞。

めぐるの善性を煮詰めて取り出したような歌詞。それに合わせるかのように曲調も元気でキラキラしている。
筆者はサビの歌い出しがお気に入り。愛じゃなきゃ何だってんだ!というストレートな物言いはとても心地よく響いてくれる。
それとサビ最後の”大丈夫!”。めぐるの大丈夫は効く、心に。
個人的にはチアガールの服着て歌って欲しい。いややましさとか無いから。断じて。

statice

めちゃくちゃPのこと意識してません?浅倉さん?
曲名もお前、スターチスってお前。花言葉がお前お前。

透の心情にとても寄り添った曲だなあと感じる。
彼女にとってPとの出会いは本当に大事なもので、自分の人生を変えてしまう程のものだったのだと、改めてこの曲を聴いて思った。
特に筆者が好きな歌詞は、”風に吹かれて漂うように”からサビの”さよなら「風」もう行くよ”に繋がっていくところ。透の決意をとても透らしく、素敵に表現されているなあと感じるからだ。いいね、グー。
どういう思いで歌ったのか、是非透自身に聞いてみたいところである

SOLAR WAY

鬱陶しいぐらいにポジティブ。
どんな状況だろうと明るく楽しくしてやるぜ!というまさに太陽のような曲。

どこまでも眩しさを感じられる歌詞がとても良い。
ちょっとネガティブなことがあったって、それがどうした問題無いね!とずっとこちらを励ましてくれるような。
もはや暑苦しい、無遠慮とも呼べるようなポジティブさであるが、そういった応援に心を救われた経験がある人も居るだろう。時には気を使い過ぎない、そういった無遠慮さも大事なのかも知れない。
とはいえ少しやりすぎなのでは・・・なんて考えるが、まあそこは太陽なので仕方あるまい。奴はこちらの事情なんてお構いなく照らしに来るのだから。
このポジティブさに勇気づけられ、確かに歌詞の中から太陽を見出すことが出来る、本当に素晴らしい一曲だと感じる。古屋を信じろ。

2番初めにある樹里ちゃんと千雪のパート、個人的にこの二人の明るい部屋での会話が大好きだったので、ここでも一緒に歌っててとても嬉しかった。
もっと越境で絡んで。頼むぞ高山。

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