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社会とはなんだっていう。

ホームレスを取材しているYoutubeのアットホームチャンネルだとか、断片的なものの社会学という本を読んだりとか、一概に分類のできない社会で生きている人たちのストーリーに触れる時間が、最近知らぬ間に多くなった。

「人としてこういう風に生きなきゃいけないだろ」とかいう、おしつけがまさが一切ないお話たちをシャワーのように浴びまくる。

なんだかとても心地よかった。
多分、自分も何からも強制されたくないタイプだから。

動画に出てくるホームレスの方の中には、仕方なくその状況を選んでいるだけで、心が立ち、凛としている人は本当に眩しい。
本に登場する、いわゆる人生のレールとは大きく異なった物語では、著者の解釈にも助けられて心の機微がどれも美しく感じた。

会社とか学校とか、クローズドなコミュニテイでは色んな文化があれど、やっぱり若干窮屈な感じで、自動的に良しとされる目標やコミュニケーションの取り方が設定されている雰囲気がある。

そういうところから、あぶれても「社会不適合者ではない」「人生に優劣はない」というのは、今までも知識としてわかっていた。
最近触れたストーリーたちのおかげで、さらにちょっとだけ心でわかった気がした。

自分は不遇だと嘆き、それを他人に投影して怒ったりせず、何かよくわからないものと戦うことはやめて自分の中にある喜びを純粋に分かちあえる人は、だれかが決めた社会という枠の中では定義できないくらいに、最高ですね。

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