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生の舞台最高すぎた。。。(獣道一直線)

12/10。今日ぼくは人生で初めて、自分の意志で、演劇を身に行きました。

朝9時くらいに起きて、準備したりなんやかんやして10時15分ごろに家を出ました。朝からワクワクが止まらない。

マックに寄って、朝マックで、ビーフシチューグラコロを食べました。正直グラコロよりもセットのハッシュドポテトの方がおいしく感じました。(グラコロも衝撃的なうまさ)。なんか人生の勝者の気持ちになりましたね。朝マックってなんかぼく的には久々だったので、特別なイベント感がありました。コーヒーの香りがそうさせるのか。

そして、いよいよ会場である「てだこホール」に出発です。

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車を走らせて、会場に到着。ついたのは、11時30分ごろ。早く着きすぎた。といっても早く着くように動いていたのだけれど。開場は13時ごろ。ライブと同じ感覚で来たらめっちゃ早い。早すぎ。しかもライブとかとは違って、グッズもパンフレットくらいしかないので列ができることもありませんでした。

やっちまった。時間をどうやってつぶそう。そう考えていると、喫茶店が目に入りました。敷地内に小さな喫茶店がありました。ここで時間をつぶすことにきーーーーーーーめたっ!!!!!

なんと一人で喫茶店に入ったには初めて。なんか緊張しました。400円のアイスティーを注文。ものすごいスピーディーに出てきた。味はふつう。あんまりスーパーで買うやつと変わらない気がした。そしておまけ程度にお菓子がついていました。めっちゃマダムな店員さんが普通におしゃべりしてて謎に安心感みたいなものがありました。

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TwitterのTLを追いながら時間をつぶしていると、あることに気が付く。

「あれれれっれえれれれれれ?????伝票は???????」

大体の飲食店では、注文したものと一緒に伝票を、持ってきてくれてそれをもってレジに行くことで支払いができる。でも、ない。一緒に来てないじゃん!!!!!どうやるの???把握してるの??俺が何注文したか覚えてんの??怖い。。。不安。。。そんなことを考えながらふわふわしていると時間が過ぎて、、席を立とうとすると、また一つ不安が。

「あれ???この食器はこのままでいいの???」

これってセルフなのか???それともこのまま支払って帰っていいのか???うわ!!!!こわ!!!

二つの不安を抱えながら、平静を装い席を立つ。そしてレジへ。そうすると、店員さんが「400円ですね」と一言。おおおおおおおすげえええええ。たぶん裏で、メモかなんかしているんだろうな。ちいさな喫茶店ぱねえ。そして食器はこのままでよかったぽい。良かった。落ちはありません。

そしていよいよ!!!会場にはいるぞ!!!!!!

いよいよ会場の前にきたぜ。なんかチケットをもぎってもらう前に来場者情報を記入しろとのこと。万が一コロナの感染者が出た時の対策だろう。そして、記入してチケットをもぎってもらう。とは言っても、係員の方が見ている前で自分でもぎりました。ここでも対策すごい。入ってすぐそこで、パンフレットが売っていたので、混む前にと思い、すぐ買って席へ。
席に着くと後ろの方だから見にくいだろうと思っていた席が、予想よりもはっきり見える席でテンションがあがる。
会場にそろそろ開演だと告げるアナウンスが響く。しばらくすると薄く鳴っていたBGMがやみ、会場の照明が消える。心拍数激上がり。そして舞台が始まった。

今回見た舞台は、『獣道一直線』。生瀬勝久、池田成志、古田新太からなる演劇ユニット『ねずみの三銃士』の四回目公演。脚本は宮藤官九郎、演出は河原雅彦。ゲストに、山本美月と池谷のぶえ。ねずみの三銃士の公演は今回が6年ぶり。

ぼくは、宮藤官九郎さんのファンで、今回の舞台は絶対見ようと沖縄での公演が決まった時から決めていた。

内容としては、池谷のぶえ&山本美月演じる苗田松子という女性が起こした婚活殺人事件のドキュメンタリードラマをねずみの三銃士が演じる売れない役者三人とクドカン演じるドキュメンタリー作家が作り、真相に迫ろうとするもの。実際に起きた、木嶋香苗という女性が起こした事件をもとにした作品。
そこに役者側のコロナへの自虐、鬼滅の刃、SNS、煽り運転、高齢ドライバー、骨董通り446etc....の要素が盛り込まれていてものすごいことになっていました。

感想としては、めっっちゃ楽しかったです。最高すぎました。さすがとしか言いようのない笑いの部分、そこに唐突にぶっこまれるバイオレンス。ほんとに最高でした。役者さんの演技も最高でした。中でも、池谷のぶえさんの演技はまじで圧倒されました。そして、山本美月さんがめちゃかわいかった。あこがれだった俳優さんがたくさん出ていたのに、俳優さんとしてではなく役として違和感なく見れたので、やっぱりすごいなと思いました。演出も圧倒的に冴えていたし、脚本のセンスも最高にツボでした。虚構と現実の境があいまいなのが好きでした。コロナの今だからこそ出てくるセリフ、演出も最高でした。ああああああああまた見たい!!!!!映像化されたら絶対にまた見よう。

中でも、印象に残ったセリフは、「みんな、自分が正しいと思ってるんですよ」と「何がソーシャルディスタンスだ!詰めろ詰めろ!もっと詰め込め!椅子がねえなら立ち見通路に座布団だ!ってそうはいかねえんだよ!!」

人生初の観劇として、最高でした。これは遠征してでもまた舞台見に行きたいなあ。みなさんも舞台観に行ったことのない人いたら、ぜひ見に行ってほしい。

生で見る舞台って最高ですね。初めて一人で入った喫茶店のアイスティーの味も思い出に残りました。




そして、舞台終演後は、久しぶりにおばあちゃんにも会いに行きました。元気そうでなんか涙が出そうになりました。長生きしてね。






読んでくれてありがとうございました。




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