【ハートドリブン】~分かち合い~

ビジ就・読書研究室、記念すべき1冊目は

アカツキ創業者 塩田元規さん著
「ハートドリブン」
2019年10月5日 NewsPicks Book発行

今をときめく編集者、箕輪さんが編集した本ですね

1ページ目を開いてから一気読みしてしまいました

塩田社長がそのまま本に乗り移っているかのような
感情が伝わってくる物語でした

まずは初めに「どんな人にこの本がオススメなのか」ですが

①役員面接を控えた就活生 → 経営者の気持ちがわかると思います
②若手のビジネスマン → 今の仕事を見つめなおす機会になると思います
③周囲との関係で悩んでいる人 → 1つの解決策が見つかると思います

こんな課題解決につながる本なのではないかと感じました

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私がハートドリブンを読んで感じたことは
大きく2つあります
参考までに

感情を大切に扱うために「分かち合う」ことの重要性

本所の中で随時、自分の中の感情が大事であり

「分かち合う」=「自分の内側にあるものをただ周りと共有する」

ことが感情を扱うためにやらなければいけないことと表現しています

ですが塩田社長は、感情を大切にする経営をする前段階で
目標は必ず達成するという結果主義だったそうです

そこから失敗し、自分を見つめなおす機会を得て

・感じて、分かち合うこと
・わくわくすること、やりたいと思う気持ち

を大切にするようになったそうです

これを読んでいる皆さまは
正直に自分の感情を周りに発信出来ているでしょうか?

僕の価値観なのですが、正直に自分の感情を伝えてしまうと
・嫌われてしまうんじゃないか
・反発されてしまうんじゃないか
と感じてしまいます

そのため、まったく感情発信が出来ていませんでした

【事例】
そのため、ハートドリブンを読んで、一念発起し
社長に「業務改善提案」を持っていきました
自分の感情を素直に吐露する「分かち合い」もセットで(笑)

すると100%断られると思っていた提案が通ったのです
分かち合いすごいです
個人的にですが感動しました

何か通したいこと、モヤモヤしていることがあれば、ぜひ自分の中の感情と同時に伝えてみてることをオススメしてみます


②感情報酬の大切さ

人は感情報酬を求めている
感情報酬とはやりたい、わくわくする、という気持ちのことです

・“働く”ことも機能的・便益上価値から感情価値にシフトしている
・わくわくすることに人が集まる

ということを、本書ではいろいろな事例を挙げながら、感情報酬の重要性を説いています

【事例】
僕が所属しているビッグ測量設計は、給料を大事にしています
しかし企業の財源には限界があり、無限に給料を払えるわけではありません

給料だけで人をつなぎとめておくことは出来ないと思っています

もし、ただ給料だけを求める人が企業にいた場合
同業他社でもっと高額な報酬が支払われるとしたらどうでしょうか?
そちらに移ってしまうのではないでしょうか

だからこそ優秀な人材を企業に残していくために、
社員の感情を大事にし、やりがいを持って働けるような仕組みづくりを
経営側はやらなければいけないと強く感じました


【小話】
僕は一時期、アカツキがリリースしていた
「八月のシンデレラナイン」というゲームにハマっていたんですね

実に面白いことに、ゲームプロデューサーがたびたび、
ゲーム内お知らせで、ポエムのような自分語り通信をするのです

私はかなりゲームをする方なのですが
制作陣が自分の感情を発信してくるゲームには
これまであったことがありません

これこそがアカツキの中で浸透している、
「分かち合う」という文化の体現だったんだなと
今更ながらに理解が出来ました


【最後に】
簡単にまとめましたが
本書は塩田社長の実際に体験したエピソードをなぞりながら進んでいきます

ハッピーカンパニープロジェクト
DeNAへの入社
起業1年目
起業2年目
起業3年目
メンターとの出会い
上場
コーチング
自分の内面を知る
様々な体験

などなど

めちゃくちゃハートフルで泣けてくるエピソードが満載です
私は泣きました

もし興味が湧けば、ぜひ本を手に取りご覧くださいね

最後まで読んでいただいてありがとうございます

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ビジ就・読書研究室 村田

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