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愛することそれは、初心を忘れず生きること

 こんにちは!
生命という器のなかにある命
その命とは,死とは、生きるとはを
考えながらその途中で
今『愛すること』について
今日も生きる中で見出そうとしている
とある看護師です。


 今日は、急遽勤務変更になり夜勤でした。
新人看護師と一緒に、夜勤をしました。
すべてが初めてなことばかりです
採血については本勤務が、
患者様に実際実施するのが、初めてでした。
患者様へする前に
シミュレーション、スタッフ同士でのトレーニング
十分していますが
実際に患者様を前に、訓練したことを
実践するのが初めてとなります。


 トレーニングしているときはお互いが20代前半で実践してます。
血管壁も柔らかく柔軟で隆起している
解剖学的にもわかりやすい血管です。
ですが、患者様の血管は違う。
 刺すべき血管が、浮腫(むくみ)や、循環の変動にて
まったくわからないこともある。
また血管壁が固く、目指す血管がわかって針を刺しても
逃げてしまうこともある。


 患者様に説明し了承を得つつ、
一緒に、血管がどこを走っていて、
どこに針を刺すべきか、実際に、まず私が
探しているところを見せて、彼女にも触ってもらいます。
私:『ここをゆっくりとこの方向に、押してみて、弾力があるでしょ
  今一番、実践できる血管の部位です。』
一年目『ああ、これが血管ですか。』
そう彼女が驚きと感動の声をあげます
(ああこれが血管かって。。ほかに何だと思う訳。
 それにそんな、感情出しすぎたら、患者様が、、
 心配するんだからね)~私の心の声~
私:『血管がわかったから、大丈夫、やってみよう』
一年目:『いや。。ちょっと。。無理かもです。。』
 (おそらく、隆起していず奥に入り込んでいるから
心配なのだろう。)~私の心の声~
私:『それじゃ、私がやらせていただくから、みててね』
採血実施
一年目『すごーい、一発で血がでてきました。』
 (あたりまえだよ。血管にさしてんだから。
  とにかく驚かない。患者様が、、
  心配するから。わかるけど。)~私の心の声~

採血後、
患者の前で感情を出すときと出さずに
内に秘めるときを
選ぶこともお話しました。


ですが、今日を振り返り自らを省みました。

。。。。そうか、彼女は、すべてが初めてで、
トレーニングといっても上記のように、健康体で
隆々とした血管でした実践していない。
だから隆起していない血管を探り当て穿刺するなんて
まったくイメージもできないんだった。
さらに、私たちのように様々な方の血管壁を触り、処置してる
わけではない。
血管壁と神経の見分け方だって、
知識が及んでいないはずだった。。

彼女は今、すべてが、初めてですべてを必死で吸収し
そして時に、くやしさ、無力感の中でも
必死で感動と喜びを見つけている。
きっと、看護を愛したいと思ってくれていて
業務の中ので自らが愛するとこを必死で
みつけようとしている。

すべてが、初めてで、すべてに食いつく時期。
今、懸命に、看護師になろうとしているのと
看護を愛そうとしてくれているんだった。

そこをよくよく察して、慮り、
その感動をより深めるような、言葉もかけるべきだった。
その感動から、湧き上がってくる関心を高める
何かを伝えるべきだった。


 そして、自らの在り方について、意識の低さを以下
感じるのでした

~私は、看護を日常の中で長く続けさせていただき、
技術も確かに、最初よりはあがっている。
知識も習得した。
~だが慣れが、狎れになってしまっていないか
最初の気持ちを忘れてしまっていないか。
最初に、私に採血をやらせてくださった患者様への感謝、
その後、たくさんの方が、私に仕事と実践の機会
そして技術の習得の機会をも与えてくださった事
そのうえでの、今の実践であること
それを忘れてしまっていなかったか。~


今日の一年目は、人の血管に針を刺すことの恐怖、緊張
人の血管壁が様々な感触であることへの驚き
そして実践できた喜び。
すべてを、心で最大限感じ、そして、学び吸収していた。
そして一つひとつの機会を大切にしていた。


 ここから、私は思いました
愛すること、それは初心を忘れないこと
~初めてのやれなかったことができた瞬間
今何気なくやれていることの初めての時のこと
今時間をともにしている方との初めての会話
初めての出会った瞬間~
その瞬間を忘れないこと
それはそのかけがえのなさ、感謝、感動を覚えていること
つまり、その初めての出来事、物、人、技術、仕事それを
愛し続けているということになる。
 それが、人は、長く生きる中で、あたかも
最初の出会えた瞬間、できた瞬間がなかったように
自分だけになってしまう。
それが関係性を愛から遠ざけてしまっている。。

そんなことを、内省し、
今まだ生きているし
もう一度、私の周りにいる大切な家族
私の周りにいてくれるコミュニティの皆
私の周りに存在してくれる職場とその仲間

すべての物事に対して、
初心を思い返し、原点回帰して、大切に
愛をこめて、かかわってみよう。
いずれ、人は死を迎え、すべての関係性の終わりがくる。
ならばなおさら、原点に戻り、初心に戻り、
一つ一つを逃げず行動してみる。
そう深く思いました。
ごめんなさい。そして、ありがとう。


 今日は一年目と仕事をしていく中で
自分が一年目から
自らの在り方を問われる事態に陥り
教えられた、日常でした。
皆様の日常にも、それは、それが始まった
続けることができた、最初の瞬間がある。
その初めての瞬間、初心を忘れず
皆様が今日も命を使い、愛することができることを
祈っております。
今日も、、残りの午後を、よき一日をお過ごしくださいませ!


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