海水に塩分が含まれる理由について調べてみた。

いま職場のある地域には海があります。

もともと海の近くで生まれ育ったわけではないので、もうかれこれ海岸沿いで生活するのは10年ほどになりますが、海の景色はとても綺麗で、まだまだ見飽きる事はありません。

そして、今度の異動先は山間部で、こうした海沿いの生活も4月末まで、という事になりました。

今日も仕事おわりに海沿いを車で走りながら帰宅して海面と夕日の綺麗な景色を見ている時に、ふと思いました。

なんで海水って塩辛いんだろう??

早速、帰宅してから検索してみて上記サイトを参考に調べてみました。

諸説あるようですが、有力な説が二つあるようですね。

『一つ目が、地球に海ができた直後からしょっぱかったという説。およそ46億年前のできたばかりの地球は、熱い溶岩のかたまりで海もなかった。それが、次第に温度が下がり、空気中の水蒸気も冷えて雨が降るようになった。雨は空気中の塩素ガスを溶かして流れ、塩素を含んだ水が大地にたまった。』
『また、この頃の大気は、火山から噴出したガスで満ちていたが、火山ガスを含んだ雨は、岩を溶かす力もとても強い。そのため、岩石や土に含まれているナトリウムが溶けて海に流れ込み、塩素と結びつくことで塩化ナトリウムを含んだ海ができたというのだ。』

一つ目は、もともとしょっぱかった説ですが、地球ができた頃の大気に含まれていた塩素と地面や岩に溶け込んでいたナトリウムが雨水で溶け出て結合して塩を含んだ海水になった、という事ですね。

『もう一つが、地球に陸ができてから徐々にしょっぱくなったという説。地球に陸ができたのはおよそ27億年前で、陸地の岩や土に含まれていた塩素やナトリウムが雨によって溶け出し、海まで運ばれた。海水が太陽に照らされると、水分だけが蒸発する。これが何億年も繰り返されるうちに、塩分濃度が徐々に濃くなったというのだ。』

もう一つが徐々に塩辛くなったという説ですね。
原理は最初の説と同じですが、徐々に溶け出してだんだんと海水の塩分濃度が上がったという感じです。

『現在では、これら二つの説の両方が相まって、海はしょっぱくなったと考えられている。海の水は常に蒸発しているが、それがまた雨になり、川になって海に戻るため、地球に生物が出現して以来、塩分濃度は変わっていない。』

結局は折衷案が最有力という事でしょうか。
しかし地面から溶け出して塩分濃度が濃くなるのであれば、数万年単位で見た時に、未来の海はもっと塩の濃度が高くなるのでしょうか。
もう地面の塩分は出きった感じなんでしょうか、海水が蒸発して循環しているから濃度は変わっていないとの説明もあるのでもう変わらないのかなぁ。

でも人が消費する塩も海からとってるので、減ったりするのか。
地球規模でみたら微々たるものだから濃度が変わるような事はないのでしょうか。

知れば新たな疑問が浮かぶのも楽しいですね。

ついでに海は生命の源といわれているので、それについても調べてみました。

個人的には、もともといろいろ海水には含まれていたので、その環境下でいろいろ発生したのかと思ってましたが、違ったようです。

『大気中の水蒸気が大雨となって地上にふりそそぎ、原始の海が生まれました。海底からは高い温度の熱水がふきだしています。これに大気中から海水にとけこんだアンモニアガスやメタンが熱水に刺激されて化学反応をおこしはじめます。そしてアミノ酸や核酸などに変化し、さらにより複雑なたんぱく質や遺伝子などへと発達していきました。』

化学反応から生命が生まれたんですね、なんだか不思議な感じです。

そして何よりびっくりしたのが、遺伝子などへと発達していきました。という部分です。

これって生物の前に遺伝子が出来てたって事でしょうか?
これも不思議ですよね、遺伝子が先にあったとしたら、生命ってなんなんでしょうか。

ちょっと不思議すぎて面白くもありますが、僕の頭ではまだ理解や受け入れられる内容ではなさそうなので、これからも時間のある時にちょいちょい調べてみようと思いました。

いやはや知れば知るほど分からない事が増えるのもまた不思議ですね。

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