銀河英雄伝説の田中芳樹さん「ナンバー2は綱渡り」 オーベルシュタインの不要論語る
銀河英雄伝説は大好きな物語の一つで、オリジナルビデオアニメシリーズも楽しみました。
銀河声優伝説とまで言わたとか言われないとか・・・。
最近は新しい絵柄でリニューアルされた銀英伝もありますよね。
最初は絵柄に違和感ありましたが、ちょっと小綺麗なヤン艦隊の面々とか、それはそれで楽しめています。
そんな銀英伝がらみの面白そうな記事があったので紹介します。
オーベルシュタイン氏の名言ですね。
この言葉を聞いてキルヒアイスの優しい表情を思い浮かべる人も少なくないと思いますが、僕自身は頼りになるナンバー2は居た方がいいと思っていたので、興味深い内容です。
僕自身、これから創業して事業をしていくわけですが、やはりナンバー2をどうやって育てるか、創業メンバーをしっかりと後継者に育て上げていく事が重要課題と思っているので、不要論で示されているように有能でも無能でも組織を損ねるという実態がどうなのかは勉強になると思います。
ただ、銀河帝国という専制君主制の下での組織論なので、そもそもの考え方とかが違うのかもしれませんが(そもそも架空の物語だけど)、それはそれで僕には見えない視点からのヒントが得られそうな気もしないでもないです。
実際、特別扱いはあったと思いますが、だって幼少期から支えあってきた特別な存在なんだから仕方ないですよね。周囲のミッターマイヤーやロイエンタールも認めていたので、そこまで言わんでも・・・というのが僕の感想ですね。
ただ、こういう当たり前の事をちゃんと言ってくれるオーベルシュタインのような部下は重用すべきとは思います。
こういう意見に耳を貸さなくなってしまうとリーダーとしてはダメになって行ってしまうような気がします。
なるほどなぁ・・・と思いました。
特定の誰かがナンバー2という事ではなく、トップの下に優秀な集団がいて、彼らをうまくリードするのが上手くいくパターンの様ですね。
しかし、そのトップリーダーが退場した後は悲惨な歴史も多い気がしますね・・・。鎌倉殿の13人もそうですし・・・。
あぁ・・・なんかよく聞く内容ですね。
しかし、ラインハルトとキルヒアイスに限ってはそれはなかったな、と思うのは僕だけではないはずです。
全然知らない人ですので興味わきますね。
古代ヨーロッパの歴史とか詳しくないので、この機会にいろいろ勉強してみたくなりました。
田中芳樹が完璧なナンバー2というほどの人物なので、アグリッパさんの事は今度ゆっくりと調べてみたいと思います。
クレオパトラとか知っている名前が出てくるとわくわくします。
こういうナンバー2は得難いですし、これだけの歴史の中でも稀な存在であれば、おそらく普通のリーダーが優秀なナンバー2を得るというのはほとんど不可能なのが現実なのかもしれません。
ナンバー2怖いなぁ・・・。
たとえば三国志なら、曹操の陣営は優秀な部下集団がいましたし、孫権にも優秀な部下集団がいました。
一方の劉備には、諸葛亮孔明というナンバー2がいましたが、彼は劉備亡き後も劉備の息子の劉禅を立ててナンバー2であり続けました。
上司として欲しいような都合のいいナンバー2は、当の本人から見た時にとてもじゃないけど恐ろしい立場に立たされているという事を理解しておかないとやばいですね。
これ僕もびっくりしてオーベルシュタインの印象が変わりました。
実はめっちゃ優しい人なのに、仕事(・・・というか目的のために)だからあんなキャラを演じているのかなぁ、あんなに嫌われるような事を組織の為に言って、本当はすごく傷ついているんじゃないか・・・なんて思いました。
しかし、作者は何気なしに出したエピソードみたいなので、どうなんでしょうね、もう作品自体が作者を操っているような域に達していたのではないかと勝手に思いました。
僕も理想はヤン提督ですね。
ヤン艦隊のようなチーム作りが理想ですが、いかんせん僕の能力が足りなさすぎて理想のまま終わってしまいそうですが・・・。
いやはや、任せられるナンバー2を育てられるようになるのが目標でしたが、そう単純ではなくて、チーム自体をしっかり育てて、それぞれの能力に応じて任せる所は任せるという感じがよさそうですね。
いい勉強になりました。
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