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助っ人として、初めての特養での現場。

今日はクラスター発生施設への応援職員としての初日でした。

もう20年以上前に実習で特養でお世話になりましたが、入所施設での現場経験はそれ以来となりますし、すでに介護現場での経験を積んで以降、プロの介護職として入所施設で経験をするのは初めてです。

在宅畑でずっと仕事をしてきたので、特養での仕事は不安がいっぱいでしたので、昨日は緊張でなかなか寝付けなかったです。

実際、現場で何が必要なのかまでは想像もできなかったので、求められる役割を担えるようになんにでも対応できるよう、そういうつもりで臨みました。

食事介助にベッドメークに消毒にオムツ交換に種々の雑用、本当にあっという間の一日でした。

現場でも人手不足の中で、違うユニットなので全然状況がわからないままケアに入っている職員さん、職員さんが足りないユニットに入って介護職として現場を支えている事務員さん・・・。

出勤できる職員さんが、本当にそこで生活する利用者さんの生活を支えるために心身を削って頑張っていました。

『今日からやっと3食提供できるようになったんです。』

『援助に来てもらえたのでやっと職員を休ませる事ができます。』

『おかげで私も明日は休む事ができます。』

外部から援助が入る事で、先が見えず休みも取れない中でもがいていた職員さんが少しでも休める環境が作れた事、その手助けができた事が何よりうれしかったです。
聞くと、もう2週間ほど休めてないそうでした。

そして、一番うれしかったが、『どうしても人手が足りなくて、援助にきてもらっているのに申し訳ないですが、時々一人区で考えてもいいですか?』
・・・と言ってもらえた事です。
こんなにうれしい事はありませんでした。

あと数字しか援助には入れまんが、少しずつ収束に向かっている状況みたいなので、一日でも早く平常な状況に戻れるよう、その援助ができるよう頑張りたいと思いました。

感染対策で完全防護でのケアの提供になるので、事前にガウンの脱ぎ方とかいろいろ予習はしていたのですが、やっぱり実際にやらないとわからないですね。
1ケア毎に着替えるので、本当に今日一日だけで何度も何度も着替えて消毒して着替えて消毒しました。

おかげで着替えも上手になりました。

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