利益を追わずとも増収増益。「社員の幸せ」を追求し続ける伊那食品工業の秘密・・・という見出しに興味がそそられて記事を読みました。
最近は、こういう利益を追わない体質の企業が本当に成功しているように感じています。
その秘訣は、必ず介護業界にも必要な要素だと思っています。
すみません、全然知りませんでした・・・。
寒天ってゼリーとなになるアレですよね。
かんてんぱぱ・・・、気になる。
かんてんぱぱって商品名みたいですが、なんか思ってたのと違って普通の商品でした。
使いやすく加工された寒天みたいですね。
僕は使った事ありませんけど、便利そうですね。
前より幸せになった、と感じられる経営。
なかなか難しそうですよね。
ただ、結果として数字がついてくる、というのは共感で、僕も会議等で経営や数字の話をするときは、必ず数字はサービスの質や満足度で必ず返ってくるから質の高いケアの提供をどんどん工夫して欲しい、と伝えています。
非常に共感できる内容です。
人生は会社のためにあるのではなく、人生の糧として仕事があって会社があるので、ここを間違えると理念はブレますよね。
介護の仕事は、そのサービスが他人の人生をよりよいものにする仕事ですから、会社の理念がブレたり、実際に理念と違う行動や方針によって現場職員が辞めていくのは、退職理由の上位に”働き方が理念と違う”という項目が必ず入ってくる事にも表れていると思います。
これが出来るのは本当にすごいし、本当に社員の幸せを理念に掲げて経営をされているんだなぁと思いました。
寒天のブームがあったなんて知りませんでした・・・。
ダイエットにいいんですね、寒天でダイエットやってみようかな・・・。
ブームは本当に終わりますよね、これをブーム中にちゃんと客観的に評価した上で対策もできているのは本当にすごいと思いました。
ブームが去れば減収減益、そこにリーマンショックの追い打ち・・・。
こういう時は必ず経費をどうするか、というのが話し合われますし、介護の運営でも一緒ですよね。どう経費を減らすか、人件費率をどうコントロールするかはとても重要な課題です。
ただ、これは僕も頭を殴られたような衝撃を受けましたが、経費を削減して経営するならサルでもできる・・・、いやぁ確かにそうですよね。
誰でもそういう発想で見ますもんね。
これは、一番手っ取り早い対策を取る前にもっと何か考えろ、社員の給料を減らすくらいの事を考えるのであれば、もっと血を吐くくらいの検討と工夫を考えろ、という事なんじゃないかなぁと思いました。
ちゃんと給料を上げて経営を成り立たせるのが本物の経営者。
本当にそうだと思います。
介護の場合は、介護報酬が下げられて加算による処遇改善でなんとかなってますが、やっぱり国の方針や国の対策によっての部分が大きいので、経営努力をしたとしても、そこには限界があるので、だからこそ介護職員の給与水準が上がってこなかった面もあるとは思います。経営努力が足りなかった部分ももちろんあるとは思いますけど、自由に商売ができないという状況では、やはり介護職の処遇を上げ続ける経営というのは難しいと思います。
離職率が低いのもすごいですね。社員の満足度が高いからだと思います。
介護職だとどうでしょう、やはり労力に見合った給与水準じゃないからか、人間関係が悪くなり給与も安いという事で離職率は高い状態ですね。
みんな仲良く利用者さんの為に協力するチーム・・・これが当たり前のはずなのに、なぜか理想になってますよね。なんでそうなるんでしょうか・・・。
働きやすい環境づくりは本当に大切ですよね。
僕も古い機械は新しくしたいので、自分の拠点の会議とかでは、業務効率でお金で解決できるモノはお金で解決していこう、と発信していますが、散々経費削減という指導の下に仕事をしてきたチームばかりなので・・・。
例えば、今回就任した事業所では、ある事務所の網戸が穴だらけでボロボロだったんですよね。
職員から網戸の相談を受けた時に、すぐに直すように指示を出すと驚いていました。その後、その話が広がったのか、複数の事業所から網戸を直したという要望が出ました。
それだけで喜んでくれましたし、今年は特に暑い時期が多かったので、みんな虫を気にせずに窓を開けて仕事をする事ができていました。
暑いから扇風機が欲しいです、というのもありましたので、すぐに買いなさいと言いました。介護現場では、やっぱり働く環境は二の次三の次になっている状況はあると思いますので、そういう部分から意識を変えていかないと、ただでさえ大変な仕事で給料も安いのに、仕事場の環境まで悪かったらそりゃ辞めたくもなりますよね。
ただ、法人から徹底的に経費削減せよ、という厳命が出ているので僕自身はちょっとドキドキしています。
これはほんとうにそうですよね、何を買うか、何にお金をつかうかを考えると楽しいですよね。
以前の職場で職員用のユニフォームを感染対策用に購入する事になった時に、ユニフォームを自由に選ばせたら、それはもうみんな楽しそうに探して選んでました。
みんな好みが違うので統一したものには決まりませんでしたけど。
経費を投資、という発想はなかったので勉強になります。
人件費は投資という意識で見てきましたが、経費は経費だったんですよね。
でも、こういう記事を読んで、経費でも最終的に利益としてかえってくるという事は、確かにそうかもしれないな、と思いました。
結局、会社って最初はお金を借りて投資する事から始まって、そこで得た利益を使って更に投資をしてどんどん大きくなる、というのが仕組みなんですよね。
そうだとすれば、利益が出てから考える、というのはその流れから逆行した考えになるので、もしかしたら間違っているのかもしれませんね。
儲けたいなら、儲かるように投資する。という事かなぁと思います。
これはめちゃめちゃ参考になりました。
社員旅行、介護の事業所でもやっていたいんですよね。
しかも、ちゃんと楽しい内容になるやつをずっと妄想していました。
年に一番の楽しみだと社員に行ってもらえるのは最高ですよね。
このルールはいいですね、交通手段と宿泊先のみ決まっていて、1回だけ班のメンバーで集まる。それ以外は自由行動。
これは色々見てきた中で一番僕の中では理想的な社員旅行です。
せっかく旅行に行ってもらうのに、仕事の事とか面倒な事がない方がいいですよね。どうしてもこういう機会に仕事させがちですが、そういうのいらないんんですよね。
こういう事を先進的に取り組んでいる会社があってよかったです。
こういうのを本当にアットホームな職場というのかもしれません。
しかし、僕自身は教育の場が必要だと常々思ってきたので、こういう発想で環境を良くしてあとは社員が自発的に育つ、という育成方法もあるのは非常に刺激的です。
ここですね、重要な部分で介護の現場でほとんどできてない部分だと思います。
先輩から後輩へ会社の理念や大切にしている方針が伝わってない・・・。
ここの育成を頑張らないと、と思ってリーダー育成を頑張っているわけですが、職場環境を変えるだけでそうなる、という可能性もあるという事ですよね。
学びあう風土を作り上げる事が難しいように感じますが、トータルでやはり職員幸福度を高める事を目標とした経営が、結果としてそういう風土を生んでいるように思えます。
これは給与や処遇待遇と連動している事なので、介護保険が今のような状況では、介護事業所が単独でこういう職場風土をつくるのは難しいのではないか、と思いました。
採用もしっかりと見極めていますね。
即戦力が欲しい介護業界とは全く違う世界です。
いい会社をつくりましょう、というビジョン。わかりやすいですね。
社員は家族、同じ家族として仲良くしよう、楽しく仕事をしよう、という事を最優先にできるか、これが出来ないなら他の会社の方がいいですよ。
シンプルでわかりやすいですね。
これは採用戦略の大きなヒントになりますね。
人が足りないから誰でもいいので採用しました・・・
それが介護の今の現場をつくっているのですから、そのプロセスの違いによる結果の違いもはっきりしていますね。
最初から全部わかっている何てことは無くて、経験やきっかけを経てこうして理解を深めたり納得したりして前に進んだり成長したりするんでしょうね。
そういう気づきのきっかけは、やっぱり何かしらの発信だと思うんです。
上に立つなら、そういう理念や方針というものや、それについての自分の考えや解釈をきちんと部下に伝え続けていかないといけないな、と改めて思いました。