24年度診療報酬改定「介護福祉士が評価された」 - 橋本・日慢協会長・・・という記事の紹介です。
今日は祝日だったんですねぇ・・・。
派遣の間に銀行に行くのにちょうどいい時間があったので銀行に行って小銭を含む入金をしたかったんですけど、見事に紙幣のみで・・・その時に祝日だったのか!・・・たしかに郵便局の窓口も空いてなかった!と思いました。
診療報酬まで情報を追ってないので知らなかったのですが、医療現場での介護福祉士の役割が評価された事は同じ資格を持つ者としては嬉しいですね。
これは勝手な想像ですけど、おそらくは医療関係のタスクシフトを進める上での布石なんだろうは思うのですが、いずれにしても介護福祉士に少なくとも家族なら出来る医療行為が認められるようにならない事には色々と難しいかなぁと思います。
まぁ、それも段階的な課題なのかなぁとは思うのですが、看護師不足、介護職不足が深刻になりつつある現状では、待ったなしの問題じゃないかなぁとも思います。
医療現場で仕事した事はないので何とも言えませんが、介護福祉士の役割が更に評価されていくといいな、とは思いますけど、その為にはその現場で評価される言動が求められるわけですから、これから配置される介護福祉士は腕の見せ所ですね。
さて、医療現場のタスクシフトについて、ちょっと調べてみるとこういう資料があったので紹介します。
医師のタスク・シフト/シェアに関わる介護従事者の役割(厚生労働科学特別研究事業)
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2019/191011/201901016A_upload/201901016A0010.pdf
令和元年の研究報告書です。
考察とまとめの部分だけ紹介します。
医師と介護士双方から同じような課題認識があったのは面白いデータですね。
面白いな、と思ったのは、介護職では出来ない医療行為について、医師は資格をとればいいじゃない、という傾向だった事に対して、介護職側は、費用や手間がかかるので申請が進まない、という状況が、そのまんま厚労省と介護現場の認識の違いと似通っていて興味深かったです。
厚労省が進めたい事も現に現場でなかなか進まないのは現場の職員にとって手間や費用がかかるから、というのは往々にしてある事だと思うので、現場の改善や改革がなかなか進まない原因の一つだとは思っています。
原因わかってるんなら潰していけばいいんだけど、そういう対策は取らないんんですよね、だから進まない、という悪循環もあるとは思います。
タスクシフトを進めるのであれば、そのあたりの工夫は必要と思いました。
喀痰吸引の資格については、僕も座学までは済ましているのですが、実習がまだで修了出来ていない状況で、喀痰吸引の行為を行う事はできません。
社会福祉法人内の研修でも実習の期間や調整でかなり困難だったので、修了できる事なく退職してしまいましたが、これが他社で研修を受けるとなると相当な費用がかかる事が予想されるので、そもそも利益を出しにくい構造になっている介護事業所では会社負担でそういう必要な資格を取るための援助を行う事自体が難しく、今後は更に難しくなるだろうと思っています。
いやぁしかし、これから医師も看護師も介護職も人手不足は確実です。
在宅を支える訪問看護も増えているとはいえ在宅での医療ニーズを支え切れるとは思えないし、施設での医療行為とかもどんどんと課題が出てきそうな気がします。
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