26年後の東京は3人に1人が高齢者…すさまじい勢いで進む高齢化に介護人材をどう確保するのか・・・という記事の紹介です。
北海道に来る前の12年前はそれなりに都会っぽい大阪のとある市で仕事をしていたのですが、北海道に来てからは人口減少と高齢化がどんどんと進んでいく地域での勤務が多かったので、地方の状況はどんどん過酷になっていく状況は想像できるのですが、東京のような大都会でも同様に高齢化が進んでいく、というのはあまりイメージできてなかったので気になる記事でした。
東京でも高齢化率が20%超えてたんだ・・・ちょっとびっくり。
北海道の田舎になると高齢化率は軒並み30%は超えていると思うんですけど、日本の首都の東京で20%を超えていたとは思わなかったのでびっくりですが、そう考えると東京都が介護職やケアマネを確保しようと新たな独自の処遇アップの対策を実施している事を考えると、やはり先をみて早め早めに限られたマンパワーを確保しようとする動きなんだな、と納得ですね。
人口規模が桁違いなので僕らの地域の高齢者数とは比較にならない人数です。そもそも北海道最大の札幌市ですら200万人に届いていないので、2050年には現状の札幌市の2倍以上の高齢者数になるという事を考えると、本当に受け皿が足りなくなるのは確実ですね。
都会の介護難民とかの問題はそこまで深刻にならないだろう、なんて勝手に思ってましたけど、ちょと深刻ですね。
少し前までは、地方の老人ホーム等に都会から入所者が押し寄せてくる、なんて予測がされてたのですが、その話を聞いてから特にそういうケースが増えている情報はキャッチできなかったので、実は都会でも入所施設の空きがあって余裕があるんだろう・・・なんて思っていたのですが、ちょっとこれから急加速的に問題が深刻化していきそうな感じですね。
介護職も足りないし・・・これはいよいよ地方での人材確保はかなり厳しくなりそうです。
やはり先を見越して人材確保の先手を打ってきていたという事なので、そういう意味では他の地域よりも介護職やケアマネジャーの重要性を評価している、という事になりますので、一極集中化が進んでしまうのかもしれません。こればかりは行政のスタンスや税金の使い方によるので民間がどうこう言える問題ではないのですが、さすがにトップオブトップの東京都にこれを先にやられると他は打つ手なしですね。
都会であろうとも高齢化にからむ介護離職やケアラー問題は加速度的に進んでいきそうな感じがします。
逆に、東京でそういう問題が深刻化すれば国政への影響も大きくなるだろうし、そういう意味では、こういうニュースの影響が国政に影響が出てくると国の介護業界への施策や方針も少しは変化があるかもしれないと思ったり。
しかし、この問題については本当に先手先手で対策しておかないとどうしようもないと思うんですけどね。
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