厚労省、来月から「ケアマネ課題検討会」を始動 業務範囲の整理や法定研修など論点・・・という記事の紹介です。
今日はいよいよ月末の追い込みの大事な時期なのですが、なぜかこんな時期に請求関係のソフトがメンテナンスに入っていて本日分の実績を確定できないという状況なので、諦めて記事を書いています。
昨日は、東京都が行う具体的なケアマネを守る対策に関する記事を紹介しましたが、本日は厚労省がケアマネの業務や研修について、これからいろいろ検討しますよ、という有識者会議を立ち上げるという記事の内容です。
既に具体化した施策を示している東京都と、これから検討する国との間のこの温度差はいったいどこから出てくる差なんだろうか、と思いました。
これまで厚労省は、ケアマネに対しては更に質の高いケアマネジメントを要求して新しいケアプランの立て方など示した上で、医療に関する知識も必要という事で法定研修に医療的な内容も組み込んできたわけで、そのほかにも地域の困りごとなどいろいろな事に対して柔軟に対応してもらおうとしてきた節もあり、更に現在地域包括支援センターが主に担当している予防プランの担当までケアマネに移行していきたい姿勢を見せてきました。
そんな状況で、あるべき業務範囲の整理をするという事なので、この有識者会議で決まった業務範囲が、今後は正式なケアマネの業務範囲になりそうですね。
あとは、ケアマネ試験の資格要件の見直し・・・という事は、どっちだろう、緩和するのか厳しくするのか。
ケアマネも現場の介護職も足りないので、ケアマネになって現場から介護職が減ってしまう構図もなんとかしないと、そもそものサービスが提供できない状況にもなるわけですから色々ちゃんと検討してもらいたいものです。逆も然りなんですけどね。
法定研修の負担軽減策が出てきましたが、先行して軽減策を打ち出している東京都の具体策を参考にするのかな。
AIやICTの一層の活用ですけど、事業所任せにしていたら進まないと思います。これまでのやり慣れた仕事を続けたいのが心情だと思いますよ。
ケアラーや介護離職問題も絡んできそうな内容なので、たぶんケアマネ業務は拡大されていく方向なんじゃないかなぁと思っちゃいますね。
今年の秋頃には取りまとめて来年以降の議論につなげていく、という流れのようなので、まだまだ先の話ようですね。次の改正かなぁ。
思い切った対策をすべきとは思いますが、時すでに遅しな気がするのは僕だけでしょうか。
サービスの質の向上が課題とされているので、どんな内容にせよ自己研鑽は求められる内容になりそうです。
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