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お散歩しながら昔を思い出す。

あまりにも暑いので、買い物と散歩にでかけました。

片道2kmくらい先のスーパーまで行って、買い物しがてら涼んでかえってこようと思って出かけましたが、外に出た瞬間に後悔しました。

まだ部屋の中だと日陰で暑いといってもたまに風が通ると涼しい感じでしたが、外はもう炎天下という漢字がこれ以上ないほど相応しいお天気でした。

そういえば、こんなに天気が良い日に外に出かけるなんてしばらくなかったなぁ・・・としみじみ思いました。

だいたい仕事に出てたのと、僕自身が雨男なので、休日はほとんど雨の日が多かったので、こんないい天気に外出できるのはそれはそれで気持ちいな、と思いました・・・が、暑すぎて気持ちが折れそうになりました。

昔は暑いといってもこんなに暑くなかったよなぁ・・・なんて思い出しながら歩いていると、中学校時代の厳しかった野球部の練習を思い出しました。

今では考えられないと思いますが、野球部の練習では監督がOKを出すまでは水は飲めませんでした。

ウサギ飛びもやってたし、失敗したらバットでお尻を叩かれたり、時には竹刀が飛んでくる事もありました。

まぁ、野球部なんてそんなもんだと思っていたので、何も不思議には感じませんでしたし、そういう厳しい練習を乗り越えないと野球が上達しないとも思っていました。

僕は体力もあまりなかったので、特にスタミナづくりのマラソンやグランド周回とかの練習は本当に苦手で、チームメイトにさんざん迷惑をかけました。

連帯責任だ!スクワット10回3セット!とか、腹筋30回!とか・・・。

それこそ若いなりに”もう死ぬかも”と思う事もありました。

死にますぅ・・・と言った事もありましたが、そんなもんで死ぬか!もう1周追加!とか普通でしたね。
なので、この程度は死なないんだ、と思っていました。
たしかに、チームメイトも死ぬことはありませんでした。

日曜日も朝から夕方までそんな練習があったり、夏休みも同じで本当にキツイ三年間でした。

野球部に入る事は、頑張って上達してプロ野球選手になって阪神タイガースに入る、なんて夢も見た事はありましたが、中学校レベルの練習で限界を感じて満足についていく事もできなかったので、その夢は諦めました。

とても僕には無理だ・・・。

当然、野球はもうしたくないと思ったので、高校以降は部活ではなく草野球をしていました。

あの頃、もし今日みたいな暑さだったらきっと僕は死んでいたな・・・と思いました。あ

あの頃だって暑かったですよ、大阪は暑さと蒸し暑さもあって過酷な環境でしたけど、さすがにこんなにも暑くはなかったと思います。

報道でも部活の練習で熱中症で亡くなるという悲しいニュースが流れます。

もう昔の日本の気候とは違うので、指導者もちゃんと頭を切り替えた指導をしてほしいと思います。
こんなに暑いのはほんとうに異常ですから、介護の現場でもここ5年10年でだいぶ熱中症予防が普通にできるようになったと思います。

昔は、入浴介助でも意味のわからない根性論があって、水分補給禁止とか体を冷やすグッズは使用禁止とかありましたが、そういうのは撤廃して冷たい水を飲めるように環境を整えたり、熱中症対策はしっかりするように指導してきました。
今まで大丈夫だったらわたしは大丈夫です、という職員もいますし、仕事中に水を飲むのが気が引ける、なんて職員もいますが、利用者さんにもお風呂の前後には水分を摂ってもらっているので、一緒に飲めば利用者さんの脱水や熱中症も防げるから一緒に飲んで、とやってきました。

特に今はコロナ対策でエプロン着用とかゴーグル着用とかマスク着用とかある環境もあると思いますので、介護職もしっかり熱中症対策はしてほしいと思います。

昔と今は違いますので、今の状況に合わせた対策ができるように、自分の考え方も適応させていかないとだめだなぁ、と炎天下の買い物お散歩の間に考えました。

そして、帰宅してから、こんな日こそ図書館じゃなかったか!?と思い至りました。
まだまだ習慣づけができてないので、意識的に図書館に足を運ぶようにしないとだめだなぁ、と思いました。

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