要介護認定にAIを活用 政府検討 河野担当相、認定期間の長期化を「大きな問題」・・・という記事の紹介です。
いろいろと新しい技術やシステムを活用していくのは良い事だと思いますし、何でもやってみないと見えてこない事もあるのでAIやデジタル活用で要介護認定の結果が早くでるのはよいと思います。
それに、実際にケアプランをもとにサービス提供をして、その中でいろいろ判定していってもいいと思っていたので、要介護認定のプロセス自体がガラッと変わっていくのかもしれませんね。
まぁ、実際の要介護度と本人の状態がかなり違ってる場合もあったりすので、要介護認定についてAI活用やデジタル化するという事は、おそらくそういう振れ幅も少なくなっていくのではないかとも思います。
法定基準を超過しているのが常態化しているという事なんですけど、これ法定の基準を守ってなくてもよかった、という認識なんでしょうか。
人手不足なんて介護現場でも同じなんですけど、けっこうみんな無理して書類整備していると思ってるんですけど・・・。
そもそも申請件数が増えるのも人材が足りないのも分かってた事じゃないですか。厚労省が、今更悩んでいるという事態にも驚きです。
要介護認定もそうかもしれませんが、せっかく認定が出ても受けられるサービスがない、という状況にもなりつつあるので、本当に介護保険サービスは活用できないサービスになりつつあります。
ケアラー問題や介護離職問題も大きな課題なんですけど、本当にどうするつもりなんでしょう。
たとえば認定調査についても、自宅内での生活動作などは既に様々なセンサーが開発されていて、そういうセンサーを一定期間設置しておいて記録したデータで起居や日常生活動作を判定するようなシステムにすれば、ほとんど自動化できると思うんですけどね。
人間がチェックするよりも、そういうのは機械やAIが自動的に判定する事で確かに公正さがアップすると思います。
それに、そろそろウェアラブル端末を活用して日常の健康状態や運動量を記録している方も多くなってきていると思うので、そういうデータの活用も進めたらいいと思いました。
とにかくやってみたらいいんですけどね。
介護業界全体、特に在宅系ではデジタル化は進んでないので、少しでもそういう活用への呼び水になるような取り組みになればいいな、と思いました。
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