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防災備蓄品のアルファ米というものを食べてみました。

職場の防災対策で備蓄品を備蓄しているのですが、その中のアルファ米という備蓄食料が賞味期限が切れるという事で、そのまま捨てるのももったいないので職員に配りました。
当然、僕もあまりを頂いてきたので試食してみました。

僕の手元には、尾西の赤飯、尾西の五目ごはん、尾西の白米、という3商品があります。全てアルファ米という事で、水かお湯を注ぐとできあがるという商品です。

一度に3商品も食べれないので、なんとなく赤飯を作ってみました。
災害時には水でつくるのだろうなぁ・・・なんて思いながら、熱湯でつくりました。

水なら60分。
熱湯なら20分で出来上がりです。

レトルトパウチのような容器に入っていて、その中にそのままお湯を注ぎます。注ぐ位置はここまで、という表示はありますが、ちょっと分かりにくいですね。

あと、スプーンと食塩(赤飯だから)と脱酸素剤が入っているので事前に取り出しておきましょう。
脱酸素剤が埋まってしまっていたので、取り出したスプーンで発掘しました。

あとはお湯を注いでパウチのチャックを閉じて置いておくだけです。

どうせおいしくないんだろうなぁ・・・なんて期待せずに20分後に開封しましたが、意外とちゃんとした赤飯でした。

味も食感も普通の赤飯で、付属の食塩を適量ふりかけると美味しいのなんの。結構な満足感でした。

五目ごはんも白米も楽しみになってきました。

アルファ米という名前がなんかすっごい科学的で体に悪そうな印象でした。

アルファ米ってどういうもの?

アルファ米とは、炊きたてごはんのおいしさをそのままに、急速乾燥したものです。
生米に含まれるデンプンは、人間には消化しにくい「ベータ化」の状態。
これを加熱調理し、消化しやすい「アルファ化」の状態にして、急速乾燥しています。
「アルファ化」状態の米をそのまま冷ますと「ベータ化」状態に戻ってしまい、食べるために再び加熱が必要になりますが、
急速かつ水分をコントロールしながら乾燥させると、「アルファ化」状態を保てます。
「アルファ化」状態の米に、水やお湯を加えると、まるで炊きたてのような食感とおいしさのごはんが戻ってくるのです。

尾西食品株式会社

すごく難しい技術を駆使してこんなに便利なものを作られたのが分かります。米のベータ化とかアルファ化とか知らなかったので、そういう行程を経て調理されているんだなぁ・・・なんて感心しました。

アルファ米、おいしいので機会があれば食べてみてください。

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