真実はどこにあるのか
私が"真実のセカイ"に目覚めたのは、ヨーロッパ留学中に受講していた「History of Civilization(文明の歴史)」という大学の授業で教鞭をとっていた一人の教授の発言がきっかけであった。
「私たちがhistory(歴史)というものを語る時は、the historyではなくa historyと表現する。それは何故か_historyというものは読んで字のごとくhis+storyであって、歴史というものは("彼"という視点から描かれた)一つの側面に過ぎないからだ。H