#2 研究はだれでもできる!

研究と聞くと、ものすごくお堅いものを想像するかと思います。物理学や数学など、たしかに一部の天才しかできない研究もあります(イメージですが、当たらずとも遠からずだと思う)。

私が(一応)専門としている心理学の領域でも、物理学や工学など周辺分野との学際的な領域はたくさんありますし、各分野の超エキスパートの(Cell, Nature, Scienceなどの超一流誌に論文を載せているような)方々は、明らかに及ばないほど豊富な知識と経験を有しています。

そういう一部の天上人を除き、多くの心理学者が行っている研究は、実際そこまでハードルが高いものではありません。これは多分心理の領域に限ったことではないのではないかと思います。

論理的に考えることができれば、研究はできます。本当になんでも研究対象になり得ます。これってなんだろう、なんでこうなるんだろう、あれとどっちがいいんだろう、何が原因だろう、どっちが大きいんだろう、など、生活してて気になったことはすべて研究対象です。

そのような疑問が直接研究対象につながるのが心理学です。

次回は、その一例について。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?