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鳥のように自由に旅に出てほしい

TO&FROは、「鳥のように自由に旅に出てほしい」という思いを込めた、軽くて機能性の高いトラベルギアブランドです。石川県金沢市は世界トップクラスの軽い織物を作る技術でも知られる土地ですが、この金沢市に本社を構えるカジグループが立ち上げました。
「軽量」で「コンパクト」という機能性の高さゆえ、多くの旅人の中で高い人気を博しています。

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この度、TO&FROのことをもっとたくさんの人に知って頂くべく、世界各地で活躍する旅人によるTO&FROファンの集い「TO&FRO認定トラベラー」を、株式会社SAGOJOと共同で発足しました。

TO&FRO認定トラベラーは、TO&FROと一緒に商品開発や広報についてやいのやいの議論をしたり、SNSで自分のお気に入りの商品を発信したり、さながら部活動やサークルのように熱く活動しています。

こちらのnoteでは、ブランドや商品、認定トラベラーの活躍について、TO&FRO認定トラベラーが紹介してまいります!

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今回は、note連載第一回目を記念して私、SAGOJOコミュニティマネージャーのさくらいちさとと、TO&FRO企画開発部の村松加梨さん(下写真)の対談記事をお届けします。

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TO&FROブランドの思いとコミュニティ発足の理由を、紐解いていきますよ!

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「繊維メーカー」だからこそできる地域への貢献

さくらいちさと(以下、さくらい):
まず、なぜカジグループがTO&FROのブランドを立ち上げたのですか?

村松加梨さん(以下、村松):
カジグループはもともと、下請けの化学繊維織物産地である北陸を本拠地とするOEM(製造メーカーや他社ブランドの製品を製造すること)100%の繊維メーカーでした。
しかし、下請けに依存することによって仲間である同業者の廃業が続いているため、そういったOEM体制から産地全体が少しでも脱却できるように、「私達が先陣を切って産地を盛り上げたい」という思いから、製品ブランドを立ち上げました。
私達の得意とする技術「軽くて丈夫で機能性の高い生地」は「旅」に出る方に役立つのではないかと考え、トラベルギアブランド「TO&FRO」を立ち上げました。

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さくらい:
私も旅をライフワークにしているので、持ち物は「少しでも軽く、サバイバルな環境でも傷まないもの」を基準に選んでいますね。
TO&FROの商品は、手にとった瞬間一目惚れしました。笑

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トラベルギアブランドに込めた繊維メーカーの思い

さくらい:
今企画開発されている中で、「こういうブランドに育てたい」という思いはありますか?

村松:
TO&FROは、みんなが自由に旅に出たいと思ったときに思い出して頂けるブランドにしたいと思っています。
ただ、そこらへんによくあるトラベルグッズじゃなく、TO&FROの軽さや機能性を通じて、北陸産地の化学繊維織物技術の素晴らしさにも気づいて頂けると嬉しいです。
実は、できる限りMADE IN ISHIKAWAにこだわっているので、「北陸を代表するブランドにしていきたい」とも思っています。最終的には、私達のブランドが北陸の繊維産業を元気づけるきっかけになればいいなと!

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さくらい:
恥ずかしながら、石川県が繊維産業の産地としてその名を知られていることは、TO&FROを通してはじめて知りました。。
ブランドの取り組みによって北陸地域の化学繊維織物技術の魅力を再発見してもらい、その結果地域が元気になったら、こんなに素敵なことはないですね!

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ユーザーである旅人の声に耳を傾けたい

さくらい:
今回、ブランドのファンである旅人をアンバサダーとしてコミュニティ化する「TO&FRO認定トラベラー」を発足させた経緯を教えてください!

村松:
購入してくださる方はそのまますぐに旅に出かける方がほとんどなので、店舗に立っているだけでは商品のフィードバックを踏み込んで聞けなかったりします。
そこで、世界中日本中を飛び回る旅人の声をもっと聞いてみたい、実際に使って頂いた率直な感想を聞いてみたいと思い、TO&FRO認定トラベラーを発足させました。
TO&FROの商品は、旅先だけでなく日常でも使える商品がほとんどですので、日常使いされている方の声も大切にしております。
私達TO&FRO社員は、近くの公園に行くようなちょっとしたお出かけも「旅」だと思っています!

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さくらい:
わかります。私も、新しい発見や何かのきっかけが得られれば、ちょっとしたお出かけも「旅」だと思っています。小さな冒険のお供にTO&FROを選んでもらえたら嬉しいですよね。
日常使いでいうと、軽さと丈夫さからお子様がいらっしゃる方にも重宝されますよね! アンバサダーの声を基に、新しい取り組みを企画していけそうですね。

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アンバサダーと一丸となって商品開発を

さくらい:
今後、認定トラベラーとは、どのような活動をしていきたいと考えていらっしゃいますか?

村松:
発足して間もないにも関わらず、アンバサダーのみなさんには、プラスの意見もマイナスの意見もたくさん貰っています。世界中、日本中を飛び回っているからこその意見だったり、日常で使ってみて感じたことだったり、商品開発には欠かせないことばかりです!
今後も、たくさん意見交換をして、いずれは、アンバサダーが生み出した商品開発もしていきたいと思っています。
また、トラベルギア商品自体にこだわるのではなく、TO&FROがきっかけとなって、みなさんの旅話をもっともっと聞かせていただけることを楽しみにしています。

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さくらい:
TO&FRO認定トラベラーの活動では、旅とTO&FROの商品、どちらも大好きなアンバサダーだからこそ出るアイディアにいつも驚かされます。
愛情と厳しさをもった母親のような目線で、一丸となって商品開発や広報活動をしていけたら、面白いムーブメントが起きそうですよね!
私もこれからの活動がとても楽しみです。
本日はありがとうございました!

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▼対談を終えて
繊維王国石川の看板を背負い、化学繊維織物技術の伝統を守りながら、リブランディングしているTO&FRO。
その新しい取り組みから目が話せません。
今後もnoteでトラベラーによる発信をしてまいりますので、ぜひご期待ください!

TO&FRO:http://toandfro.jp/
株式会社SAGOJO:https://www.sagojo.link/

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執筆:SAGOJOコミュニティマネージャー
旅するフリーランス女将 櫻井智里

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ネット広告会社の営業を経て、スタートアップ旅館のマーケターやゲストハウスの女将を経験後、旅するフリーランス女将として独立。
地域のヒトモノコトが「らしく」あるように、編集し、演出し、調整する(=おもてなしする)のがフリーランス女将のお仕事です。
「アナザープレイス」=「新しい発見や何かのきっかけを得られ、”ここにいていいんだ”と思える繋がり」をつくり、広げるために、旅を通じたコミュニティを育んでいます。
100人の人と100通りの出会い方を大切にする「百期百会」がモットーです。

note:https://note.mu/tabisuruokami
twitter:https://twitter.com/tabisuruokami

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