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さまよえる掃除機嫌い女


 家事noteを始めてから約3ヶ月、苦手な家事に毎日励み続け、徐々にガタがきて体調を崩し(因果関係は不明)記事を書くことを放棄していた。

 さて、今日は自他共に認める掃除機嫌い女である私がいかに楽に床掃除を済ませるか試行錯誤してきた経過を報告しよう。掃除機というものはそもそも、うるさい、重い、コードが絡まる、コンセントの差し直しが面倒、物をどけないといけない、ゴミパックの交換も面倒、うるさい、重い、うるさい、その上、丁寧にやらないと「四角い部屋を丸く履く」と揶揄される、そしてうるさいという非常に苦痛度の高い家事である。通常の紙パック掃除機に代わる手段をトライした結果を下記に述べる。

① ほうき
メリット:早い、軽い、静か。棕櫚のほうきを飾っているだけで、「ていねいな暮らし感」が出る。ゴミ箱に入り損ねたちり紙などの大物のゴミから子どもの靴下からこぼれ落ちた砂、食べこぼしたパン屑など一挙に集めるのにはこれが一番いい。場合によっては工作に使うと言ったまま放置されているトイレットペーパーの芯、出しっぱなしの百均のおもちゃ、脱ぎ捨てられた靴下なども一気に片隅に寄せ、必要なものだけ拾い上げることで劇的短時間で床が片付く。急な来客時に重宝する。
デメリット:慎重にしないとほこりが舞い上がる、床に細かいゴミが残る。

② クイックルワイパーウェット
メリット:軽い、静か、拭き掃除するので仕上がりが気持ちいい。
デメリット:数日放置した床だとすぐ埃まみれになり1枚では足りなくなる。モップがけのように多少力をかける必要がある。

③ クイックルワイパードライ
メリット、デメリット共にほうきとほぼ同じ。だが棕櫚のほうきのようなオシャレさはなく、クイックルを立てかけておくと、「雑な暮らし感」が部屋に充満する。

④  マキタのスティック掃除機
メリット:軽い、コードがない、業務用
デメリット:充電する必要がある
毎回スティック掃除機では吸引力不足なのでは?という疑念が湧く度に「え、でもこれ業・務・用ですよ、業務って、つまりプロですよ?」と唱え、これで掃除ができていると信じ続けることができる。

⑤雑巾掛け
激しく食べこぼし、食器を床に落とした時のみ、臨時的に行う。

①から④に挙げたもののうち、今のところ個人的お薦めは圧倒的に④マキタのスティック掃除機なのだが、この度ついに我が家にも赤ちゃんファースト(※)により噂のお掃除ロボット、ルンバが上陸した。細かく部屋が分かれ、およそルンバ様の通り道のない我が家でどのような活躍を見せてくれるのか、今後に期待したい。とりあえず開始10秒で板の間の2.5センチほどの段差に(ルンバの超えられる段差は2センチまで)まっすぐ突っ込み、己の限界に挑戦する気概を見せてくれている。

※コロナ禍で出産した人を応援するため、カタログ商品10万円プレゼントするという東京都の事業



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