見出し画像

仕事をセーブして精神的に楽な生き方をしたい

親も子もメンタルが崩壊しがちな春。
例外なく我が子も新年度は「グズり」が多くなる。

育休を経て復職4年目。
目の前の仕事や育児に精一杯な時代は過ぎ、(今も精一杯だけど)
将来的に仕事をどの位置に置くのか。を考えるようになった。
働くママなら誰しも悩む、仕事と育児の両立の悩みというより、自分の人生において仕事にどのくらいの時間を割くのか、今の仕事を続けて自分に何が残るかの。を考えるようになった。 


自分の人生はこれでいいのか?
このまま仕事を続けていいのか?
家族の幸せとは?自分の幸せとは?
子供との時間をどう考えたらいいのか?

仕事と育児の両立の悩みは仕事を続ける限りなくならない。
理想は「幼少期は仕事をセーブして子供との時間を優先する」
現実は「朝も夜も時間がない。毎日クタクタ。怒ってばかり」
日々の生活が理想とは程遠くなんとか理想に近づこうと藻掻いている。

昨年、子供達が年少に進級する春、我が家の双子は環境の変化に対応できず荒れまくった。環境の変化とは年少から始まる異年齢保育の導入(知らないお姉ちゃん、お兄ちゃんと同じクラスになる)、持ち上げりの先生が0、先生の割合が変わる(20対1から6対1になり細かなフォローがなくなる)といった原因からだ。1歳から保育園に入園した我が子がまさかこのタイミングで荒れるとは。想定外の出来事に親もかなり疲弊した。
小1の壁ならぬ、年少の壁。(小1の壁を疑似体験できたことは良かった)

育児と仕事の両立の悩みの原因は「時間がない」ことだと思う。
仕事の時間を多くとり、成果を出し続けたいのか。
仕事での成果や給与にこだわらず家庭を優先し、仕事はセーブするのか。
自分で決めなければならない。

私自身、育休明けは9時ー17時の時短で働いていたが、今年に入り子供との時間をもう少し確保したいと思い9時ー16時の勤務時間に変更した。
仕事量は変わらないため、毎日16時に帰れるわけではないが、お迎えが早い方が子供も喜ぶし、私自身も帰宅後ゆっくり子供と話が出来る。
何より帰宅後のグズリが減り両者のメンタルが安定し、家事も捗る。

その他の理由として、年齢の共に体力がなくなり長時間勤務がきつくなってきたこと。会社の給与に依存せず他の収入源を得たい。という思いもある。
どちらにせよ「時間の確保」が最重要課題であることは変わらない。

時短勤務という制度を利用する中で様々な選択を行ってきた。
・労働時間を決めなくてはならない
・仕事の裁量を決めなくてはならない。
・どれくらいの成果を出せば時間的、体力的、家庭の両立で満足するのかを計らなければならない
・保育園から幼稚園に転園するのかどうか

どの道を歩もうかと悩むことも多いが、反対に複数の選択肢の中から自由に選ぶことが出来る権利があるとも感じる。
大きな枠で考えれば、働こうが辞めようが自由なのだ。
保育園から幼稚園に転園し、仕事を辞めることだって可能だし、
保育園に通いながら正社員から卒業することも可能である。

私自身、働く目的は①福利厚生を使いたかった ②保育園に入れたかった ③教育費貯蓄のため の3点であったが、現在は幼稚園という選択肢が出てきたため絶対働かなければならないのかといったらそれは違う。
子供の成長と共に子供や自分が置かれている立場が少しずつ変わってくる。それに合わせて働き方を変えるのもまた自由な選択だ。


「精神的に楽な生き方をしたい」

働く親にとって日々こなさなければならないタスクが多すぎる。
子供が小さい頃はもちろん自分の時間なんて無いため、そのタスクをこなせた達成感で満足していたのだが、こうやって文章を書く時間が出来た今思うことは、「もう少し楽に生きてもいいのではないか」と考えるようになった。私にとって楽とは仕事時間を短くして余暇を楽しむことである。

学生の頃は心がザワザワしたら旅行に行っていた。
非日常の空気やゆったりとして時間が私には必要でそれが心の安定にも繋がっていた。

仕事はノルマは達成しつつも今以上の時間は割かない。
仕事に全体力を注がない。
本業以外の収入を得る。
子供との時間は大切にする。
スキマ時間(早朝・深夜)を自分の時間とする。
心がザワザワするときは旅に出る。
現状が嫌なら思い切って一歩踏み出す。

子供達も2年後には小学生になる。
それまでに下記の自問自答の答えを出せようにしたい。

自分の人生はこれでいいのか?
このまま仕事を続けていいのか?
家族の幸せとは?自分の幸せとは?
子供との時間をどう考えたらいいのか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?