見出し画像

びっくりするほど苦いココア

朝のスタバ。

今日は午前中にスターバックスに行って読書をした。
最近、仕事が忙しく帰宅してから寝るまでの時間が秒だったため全く本を読む暇がなかった。
そろそろ読書をしないと発狂しそうだったため、趣味の音ゲーを休んで行くことにした。

スターバックスに到着する。駐車場の車の数が少なくて安心した。休日は時間によっては駐車する場所が無くなるからだ。
車を降りて手荷物とタンブラーとお財布を持つ。
店内に入ると、ぽつぽつとお客さんはいるものの席は空いているところが多かった。

レジに向かおうとすると、ケーキやドーナツが置いてある棚の横に店員さんが立っていた。
店員さんの前を通り過ぎようとした。が、こちらに気づいた店員さんに「タンブラーをお預かりしますね!」と言われ、持っていたタンブラーをわたした。
「蓋を外していただいてもよろしいでしょうか?」
私は慌てふためいて「アッ…アッ……!!」とちいかわのような声を発しながら蓋を必死に外した。
いつもは注文をしてから蓋を外してタンブラーをわたしている。それがルーティンとなっていた。だが今回は順序が違っていたので蓋を外し忘れてしまった。
知らず知らずのうちに一連の流れが身についていたんだな…

今日も安定のアイスココア。
ココアが入ったタンブラーを店員さんから受け取る。

ソファの角席は既に人がいたので、目の前に窓がある壁際の席に座る。やはり目の前が明るいと気分も明るくなる。

早速ココアを飲む。
しばらく飲み物を飲んでいなかったので心待ちにしていた。
いつものように甘いココアを口に入れ……

「にがっっっ!!!!!!!!!!!!!」

なんかめっちゃ苦いんですけど!?!?
甘いと思っていたココアのはずが口の奥でものすごい苦味が居座っている。鼻から抜けていく匂いがまさにコーヒーそのものである。
私はコーヒーが苦手なので一瞬で分かってしまった。

ココアってコーヒーから作るものだっけ??
もはや自分が想像していたココアそのものが間違っているのか??と頭の中でぐるぐる渦巻いていた。
これは店員さんに言うべきだろうか… いや、でも「これが普通のココアですよ」と言われたらクレーマーだと思われそうだからやめておこうか…?と悩み続けた。

どうにかしてこの苦味を無くしたい…
そうだ!飲みかけだけどチョコレートソースやミルクを追加してもらうのはどうだ??有料だけど甘くするためならなんぼでも払うぞ!
いや、そんな対応はしてくれるのだろうか?
ネットで調べてみる。
「注文後に追加でトッピングはNG」
衛生的にもお金的にもクレームになりかねないし、そりゃそうだわな……と頭を抱えた。

しばらくこの苦味のまま飲み続けた。
ん?? 慣れたら苦くても飲めるかも??
苦いのはまだ気になるし飲むスピードもいつもより遅いけど、全く飲めないという訳では無い。
なんなら今日からコーヒーが飲めちゃうのでは!?
私はこの出来事を苦手克服への挑戦だと思いながら飲んでいた。

読書をしながら飲み続けて3時間後、タンブラーに残った苦いココアを飲みきることが出来た。
なんだ、苦くても飲めるじゃん!私は1歩前進した気分になって嬉しくなった。
でも、次は甘いココアが飲みたいな笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?