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やる気がグッと上がる別れ際の言葉

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我ながらよく頑張ってるなぁ。

今日は北にある盛岡をメインに納品に行っていた。
会社から盛岡となると1時間以上かかるため、結構な長旅になる。
しかし、今日は雨。
遠出をする日に天気が悪くなるのはよろしくない。
もし、視界不良やスリップで事故にあった時に会社に戻るのがかなり遅くなるからだ。まぁ、事故に合わないように安全運転で行けばいい話なのだが。

盛岡というと岩手の中では都会寄りであるイメージだが、私が行く客先は山の中にある会社である。
坂を上った先に会社があるのだが、この坂は雪が降っている日は絶対に行きたくないと思うくらい狭い。
雨はまだ許せる。凍ったら最悪である。おそらく反対からきた車とぶつかる可能性90%。

建物の前に到着した。
降りしきる雨の中、ずぶ濡れになりながら重い荷物をせっせこせっせこと抱えて運び納品する。
中にいた男性の社員さんからハンコをもらって帰ろうとした時、声をかけられた。
「外、雨降ってますか?」
急に声をかけられると思っていなかったので、私はたどたどしく答えてしまった。
「はい、たくさん…あ、いや……降ってます!!」
「そうですか…お気をつけてくださいね」

私はこの「お気をつけてください」という言葉をもらって凄く嬉しくなった。この後の仕事のやる気も出た。

実は今回初めて言われた訳ではない。同じ会社の別の人にも「お気をつけて」と言われたときも嬉しい気持ちになった。
この嬉しさ……なんだろう。
部活の大会で応援された時と同じ気持ちなんだよな。
この時も嬉しくなるし、やる気も満ち溢れる。
これは相手から優しさ・気遣いというエネルギーを分け与えて貰っているのではないだろうか。

「お気をつけて」と言われた時と言われなかった時のやる気の変動をゲージとしてみてみよう。
・何も声をかけられなかった場合
仕事前80% ⇒  仕事後50% … 退勤する頃やる気0%

・「お気をつけて」と声をかけられた場合
仕事前80% ⇒ 仕事後50% ⇒ 声かけられてやる気UP⤴︎︎︎で80% … 退勤する頃やる気30%

(これを図で表せたら最高なのだが……)

何も声をかけられなかった場合はやる気がどんどん下がり続ける。そして退勤する頃にはやる気ゲージはスッカラカンになっていることだろう。

声をかけられた場合は、一度やる気は下がるものの声をかけられるという予想外の出来事+気遣ってもらったということでやる気が回復する。
その後にやる気が下がり続けたとしても、退勤頃は少しだけやる気はいくらか残るということになる。そう信じたい… 予想外の出来事さえ起こらなければいいが…
(これは私の感覚で表現しているので、実際他の人もやる気の変動が同じようになるかと言われると分からない。)

この一言だけで相手のやる気を上げることができるのなら、私も「お気をつけて」と多くの人に伝えていきたい。
みんなが気持ちよく次の行動に繋げられますように。

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