AWS SAA 受験記と受験対策(これで受かった)

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを受験して受かったので、対策と受験記を記載します。

会社から、取得義務を課せられてたり、どうしても早く取得する必要があるというかたはご参考にどうぞ。

全体的なサマリーとしては、最初は講習やらを地道にやっていたのだけど、結局とある問題集を使ったら早かったので、そっちの方がおすすめという話です。

1.取得の動機

ICT企業勤務SEだけど非サーバ系。Comptia Cloud+を会社の講習を受けてた後、1週間で復習して合格というくらいで普段はサーバやクラウドの業務をこなっていない。なお、Comptia Cloud+はオンプレのサーバ技術とプライベートクラウドの基礎技術が範囲なので、パブリッククラウドは対象外。

ICT系の資格は20弱取得しているので、受験は慣れていると言えると思う。

そんな状態で、会社がこれからはクラウドの時代だから、パブリッククラウドを売っていけと大号令がかかり、言われる前にさっさと資格を取って仕舞えば、それ以上は妙なプレッシャーは与えてこないだろうと思い、先手を打つ意味で取得を目指す。

2.勉強期間

10月に初めて、翌1月に受験。結局3ヶ月くらいかかってしまった。想定以上に長い時間をかけたので、効率はそれほど良くなかったといえる。1〜2ヶ月目で研修を受けて最後の1ヶ月で参考書を読み込んだ。

3.受講研修

会社で以下の講習を2つも受けさせてもらいました。
(1)AWS Technical Essentials1,2(連続で受講)
  (2)Architecting on AWS

それぞれ3日間の研修で集合形式。講師の人がAWS SAAの対策本を書いている人との事でした。
テキストはBookshelfというアプリを使って、研修で与えられたID、PSWでユーザ登録をしてAWSから資料をダウンロードするという形式。
研修はPCが与えられるから、そのPCで閲覧しても良いけど、自分のPCかタブレトを持参した方がテキストを見ながら検証ができるから、効率良い。

座学と練習問題の実装に加え、ソリューションアーキテクトの内容にふさわしくグループワークで設計を行う。

3つのチームに分かれて、それぞれディスカッションし、問題の回答の設計をホワイトボードに記載する。
私のようなサーバ・クラウドの素人がいたり、運用で日常的にAWSを利用している人がいたりと、レベルはマチマチ。

ただ、全く知識がない状態から座学で学ぶんだけど、大量の詰め込みなので入ってきた情報がそのまま抜けていく状態、かつ連日の研修で疲弊がたまるわりには記憶に残りにくい。復習を行なって初めて記憶できると感じた。

この研修は人によって評価が分かれると思う。
AWSオフィシャルの研修なので、テキストはしっかりしているがあまり試験対策の要素が入っていないので、かける労力の割りには試験に直結しない付加情報が多く、ポイントが絞りにくい。

4.情報収集

並行して、ネットで受験体験記の情報収集。

以下のサイトを隅々まで読み、リンク先の記事も完読。

AWS公式技術解説資料のブラックベルトシリーズもある程度読む。
様子がわかったところで、自分の受験スタイルとして、とにかく過去問や精度の高い模擬問題を解きまくるという王道(?)のやり方で基本的に一発合格をしてきたので、Webで問題を探してみる。

以下のサイト、KOIWAクラブの無料問題を解くと、それなりに良いと感じられたので、有料会員登録も行なった。AWS SAAの全問題が閲覧できるゴールドプラン。

問題数は大変多いので、最初は練習には良いと感じたのだが、問題内容自体があまり出題されないような偏った内容であったり、解説が無く、理解に繋がらないものもあった。

5.模擬試験受験は驚きの結果に

ここから先は

641字
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?