最近の記事

はじめての教会 ミサ

20200209 はじめてのミサ 日曜日、思い切って教会の門を開いた。 日曜日にミサが催されているのだ。 75歳を越える女性が1から世話をして下さった。 ミサ中、初めて参加する自分へ、ご婦人が微笑んで下さったことに涙が出た。 自分へ向けられる微笑みなんていつ以来だろうか。 そんな現状に気づいたことにもまた涙が出た。 讃美歌を聴いた瞬間にも涙が溢れ出た。 こんな状況になったことは、大事な家族である妻の気持ち、価値観を最大限に受け止められなかったことであり、それに気づか

    • すべてはこどものためにある

      20200208 精神科では、何も解決しない。ただ話を聴いてもらうだけなのだ。 睡眠薬をもらっただけ。 その足で東京・お茶の水へ向かう。 児童心理学の専門家へ、わが子への影響を相談した。 ちいさなこころは大人が勝手に判断できるものではない。 言いたくても言語化できないし、感情をうまく表現できるものではないこどもを 守るのは親なのだ。 『一方的にこどもの人生を左右することを決めてしまうことを何とか避けられるよう、 父親であるあなたが根気強く交渉し続け、理不尽なことも耐え

      • 私の太陽

        毎日毎日、カレンダーの過ぎた日を✖にする。 それだけが心の拠り所となった。 日が経つことを積み重ねることしか今の自分にできることがなかった。 わが子のことをずっと考え続けた。 ずっとそうだ。 気持ちは整理されることは無い。 自分の大事な子を突然失って平気でいられる親なんていない。 大事にだいじに可愛がってきたちいさなちいさな存在 突然いなくなったこと、ちいさなこころを考えると ずっと気が狂いそうな気持だった。 自分にとって、子との切り離しという状況が、割り切れるわけがな

        • 人間は何とか生きられる

          20200204 仕事には出社はするが、パソコンの画面の一部分を茫然とずっと見続けて何もしなかったり、突然涙が止まらずにうずくまるしかない状況が続いた。 退社した後の電車を待っていると目の前を走り去る特急に茫然と歩み寄り、 近くにいたおじさんに止められたことが起きた。 あまりのおじさんの慌てぶりと、自分の無関心さとの温度差で、事の重大さに気づいた。 以後も、線路に落ちたことも二度経験したが、今も生きている。 大事なだいじなわが子はどうしているんだろう。 父親をさがし

        はじめての教会 ミサ

          20200203 やはり襲ってくる感情

          20200203 やはり毎日襲ってくる感情 吹っ切れたと思えばすぐに襲ってくる悲しみ、恐怖感、孤独・・ やはり耐えることは難しく、仕事どころではない日々を過ごす 毎朝寝たのかわからずに朝を迎え、独りでいることを再自覚し、 それが夢で無かったことに涙をながしながら職場へ向かう それをずっと繰り返した 苦しかった 本当に地獄だった でも何も変わらなかった やはり、簡単に死を考えるようになった 死とは身近でなくても、死にたいと思うことは身近になった 何よりも、今ま

          20200203 やはり襲ってくる感情

          20200202 ディズニーの羽織物

          20200202 前日の専門家との時間を通じて方向性が固まりつつあるからか、 ベビザラスへ足が向いた。 時間にして30分はかかる距離だが、必死に自転車をこいだ。 わが子にやってあげられることを全力でしたいという気持ちしかなかった。 見つけたのは、ひなまつりの羽織だ。 それも、ディズニーの羽織だった。 ディズニーランドへいつか一緒に・・ その想いをこめて 我が母にもそれを話すことが出来た。 きっと喜んでくれるよ! きっとはしゃぎながら着てくれるよ! 電話口ではお互

          20200202 ディズニーの羽織物

          202002 #わすれられないおくりもの

          202002 #わすれられないおくりもの 家族と離れ、最愛のわが子との引き離しを受けたが、 私はどこにも相談ができない それは、妻の職業に影響してしまうからだ ことを荒立てず、ただ家族にもどってきてほしい 願いはそれだけなのだ しかし、不眠になってからもう1か月以上が経つ。 現状を打開するためにはじめて専門家に会いに行った。 そこで言われたのは、相手を想うのであれば、 相手のやりたいように様にしてあげるべきだと。 現地から歩いて最寄り駅へ向かった。 灰色の視界が

          202002 #わすれられないおくりもの

          202002 職場で感じたこと

          職場では、現在の個人的な事情を知るものはいない。 しかしながら、妻の体調が思わしくないことなどはすでに知られてきた。 だから何かを抱えている自分を配慮してほしいと思うのは甘えだろうか。 明らかに通常と違う自分 明らかに雰囲気がおかしい自分 明らかに声がでない自分 異常な自分 そんな同僚がいたら普通は配慮するでしょ? にも拘わらず、突然一方的に話し続ける上司 仕事のことばを聞き取れない 同時に頭が働かない あきらかにいつもの自分ではない 発狂したくなる おかし

          202002 職場で感じたこと

          202001まとめ 絶対死ぬか

          わが子への想いは一日たりともどころか毎秒ずっと考え続け、想いは絶えることは無い。 不思議だ。 一緒に暮らしている時は、仕事のために物理的に離れていても安心して仕事に集中できていたのに、愛するわが子を失ったとたん、仕事なんて手につかないどころではなかった。 今まで一緒に暮らして天使のように大事に扱ってきたわが子がいない。 最愛の娘がいなくなった今、自分が生きることに何も意味を見出せなかった。 死にたいという気持ちは毎日、毎時間、毎秒絶えることはなかった。 しかし、簡単には

          202001まとめ 絶対死ぬか

          202001精神科でのやりとり

          誰にも何にも話すことができない 誰にも頼ることができずに深夜、早朝、発狂を繰り返す日々 何度もなんども 何かにすがりたい 誰かに聴いてもらいたい 知り合いには親には話せない それがずっとこころのなかで繰り返された それが、ようやく病院へ行き、一部始終を話した。 自分が妻の花嫁の気持ちを全て汲むことができなかったことへの 贖罪を話すと、医師はこう言った 【あなたは真面目過ぎる。自分が全て悪いことは世の中存在しない。 性格の不一致レベルでそこまで気に病む人は

          202001精神科でのやりとり

          子どもはずっと父親を待ち続ける

          20200123 花嫁の職性上、地元の自治体の相談窓口を使うことが出来ず、 誰にも相談できない状況で、もう限界がくる 必死にネットで探し続ける 何度も何度も繰り返した そうして初めて自分の様な境遇の人間が多く存在することを認識し、 某団体を運営している人へ電話相談をしてもらえることとなった はじめて境遇を聴いてもらえたこと、自分のような人間が数多くおり、 理不尽にその状況から脱し得ないまま死ぬ人がいることを知る 父親と引き離された子のこころに関して教わったこと ・パパ

          子どもはずっと父親を待ち続ける

          202001 1月 心身ともに限界が近づく

          毎朝3時覚醒 新聞配達のスーパーカブの音が早く聞こえてほしい。 いつも暗闇が怖い。 早く夜が明けてほしいと願い続ける毎日 夜中に物音がすると、戻ってきたのではないか? といつも思う しかしもちろん誰もいない幻聴も聞こえてくる 毎日我が子の歌声が聴こえてくる ママと唄っている 【おいで~よ~すてきなところへ~】 おかあさんといっしょのおうた 今もどこかで観ているのだろうか そう思い浮かべると胸がぎゅっと締め付けられる こうして二か月以上もの間、早朝3時覚醒が続き、心身とも

          202001 1月 心身ともに限界が近づく

          20200118 精神科へすがらざるを得ない

          職場でも誰も助けてくれない状況が続き、もう我慢できずに叫んでしまった 派遣社員が出社しなかった だれが責任をとるのか 結局は全てつけがまわってくるだけだ 誰も助けてくれはしない 助けて 本当に誰か助けて そんな中で花嫁から来た残酷な手紙 もうだめだ 本当に死にたい 自分は、花嫁の仕事を身体を張って守ってきた しかし、それがむしろ仇となるとは これほど皮肉はない 彼女が感じることが全てなのでしょう 彼女を支えてあげられなかったことは償いたい しかしこの結果は残酷すぎる 自分は会

          20200118 精神科へすがらざるを得ない

          2020 遺書のつもりだった

          我が娘へ たった2年とすこしの間いっしょに暮らした父親です あなたの長い人生にとって、たった2年という時間は、ほんの少しの時間でした 何も残っていないのではないでしょうか 父親の記憶はあるのでしょうか 心から申し訳なく思います 物心ついた頃時には忘れ去られてしまっている方がいいのかもしれません パパがいないということを寂しく思わせてしまうくらいならいっそのこと この世からいなくなってしまった方がいいのかなと本気で考えました パパは二度と会えないのではないかという不安と恐怖と日

          2020 遺書のつもりだった

          20200113 時間がたっても何も変わらない

          20200113 やるだけのことはやったと日々を積み重ねてきたが、 すきま風のように突然吹いてくる孤独感に気が狂いそうになる 家族がいないことはどれほど苦しいか 前職の転勤時の単身赴任とは全く違う それに今は、誰にも話せない 仲間が一切いない ただひとり 出口が見えない中、いつまで耐えることができようか くるしい 本当に苦しくて仕方がない 時間が解決してくれるとはおもえない

          20200113 時間がたっても何も変わらない

          20200111 神様に頼って

          20200111 家族がいなくなってから2か月。 ずっと頭がおかしい 何も考えられない 脳みそがスポンジのようにふわふわとした感じだ。 心臓の動悸も激しく、心臓が詰まったようになる 流石に命の危険を感じ、ひとり行ったことのない地域の病院へ 精密検査を行った。 何も見つからなかった。精神が壊れているのだろう。 近くの神社へ向かった お守りを買った 生まれて初めて神頼みをした 家族が戻ってきますように こころから願った 想いが届くかはわからない しかし今はこれしかでき

          20200111 神様に頼って