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ストックならではのイラスト受注方法

こんな時代なので広告費など予算を削られている企業さんも多いですよね。
それでなくても低価格化はいろんな方面で進んでいます。ストックサイトやフリー素材サイトに需要があるのも頷けます。

そんな中でも素材サイトのデメリットであるドンピシャな素材がない。他社との素材被り。これが原因で「ここだけ変えて欲しい」や、少しでもいいから「全く同じではないオリジナリティのあるイラストが欲しい」というクライアントさんも多いと実際に仕事をしていて感じています。

ゼロからオリジナルで発注すると数万円~数十万円、素材サイトだと無料~数千円、通常この二択になると思います。
極端ですよね、この間が無いんですよね、ファストイラスト的な。
この間があるとすれば安価でオリジナルイラストの依頼を請け負っているイラストレーターさんになると思います。
これも別に本人がいいならそれでいいんですけどね、なかなか労働対価が見合わないと本人は苦しいし、モチベが上がらないと良いモノが出来ずクライアントさんにもマイナスになると思います。

それを埋めるのがストックならではのイラスト依頼で、実績のあるストックイラストレーターさんのほとんどが営業なしでクライアントワークを受注できていることを見ると、この部分の需要がいかに高いかというのがうかがえます。素材サイトや通常のクライアントワークとうまく差別化されているため受注量が多いです。

今回は、そんなストックサイト経由のイラストがどんなものなのか。
実際にトラノスケとマツさんの方法や手順の詳細、金額面の詳細も記事にしていこうと思います。

・営業が苦手でストックを頑張って営業ツールにしたい方
・ストックは取り組んでいるけどストック特有の受注方法がわからない方
・ちょっとクライアントワークがうまくいかなくてストックも興味がある方
・今はクライアントワークがうまくいっているけどストックサイトや素材サイトの存在で今後の低価格化に不安を持っている方

など、多く方に参考にしていただければ幸いです。


私もよく駆け出しの方に相談を受けることがあるのですが、多くの人はポートフォリオや自サイト、SNSで知名度を上げることは頑張っているのですが、1番肝心な交渉ややり取り、値段やシステムの設定の勉強が行き届いておらず曖昧になっていて、いざ初めての問い合わせや依頼が入ると「どうすればいいのか」「いくらで見積りを出せばいいのか」「使用用途、使用範囲、使用期間ってなんなのか」とあたふたしている人が多いです。
入り口の部分の見た目も大事かもしれませんが、人それぞれやり方はあれど中身からしっかり勉強するともっと良いと思います。


お金の話も出てくるので有料になります。気になる人だけ読んでみてください。

※初回販売600円。2021.9.1以降1,500円になります。

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